終わりしも 決して終わらぬ 物語

週末にしか家に戻って来れない分、戻ってきている間は何かとバタバタ慌しい。そんな慌しさの合間をぬってPSPの「海の檻歌」を着々と進めていく。研修が終了して完全に自宅に戻ってくる3月10日には、待望の「空の軌跡SC」が箱の中で鎮座ましましているはずなので、それまでにはエンディングを迎えておかなければならない。

・・・とそんなこんなと冒険を進めているうちにとうとう最終章を残すところとなった。海の檻歌の最終章、それはガガーブトリロジーという壮大な物語の終幕だ。既にパソコン版で一度味わってはいるものの、今はガガーブトリロジーに続く新しい英雄伝説6が存在しているけれど、一抹の寂しさを感じずにはいられない。そんな思いをかみ締めながら、少しずつ物語は進む・・・遂にエンディング。

英雄伝説3~白き魔女
英雄伝説4~朱紅い雫
英雄伝説5~海の檻歌

今作をもって確かにガガーブトリロジーは幕を閉じる。しかしこのエンディングを迎えた後には、必然的に心を1つの方向を向けられることになる。
決して3→4→5だけでは終わらない、終われない。英雄伝説最新作には「軌跡」という言葉が使われているけれども、このテーマはガガーブトリロジーについても然り。いろんな時代のいろんな人々の思い、それによって描かれる軌跡があるからこそ、未来が向かうべき方向に向かって行く。偶然でもない、奇跡でもない「思いの軌跡」こそが望むべく結果に導いてくれるのだろう。

平日の時間を取れないのが実に残念だ。