日記イロイロ

ようやく休みとなったので、久し振りに映画館に行ってきました。前回行ったのが昨年末の「アイ・アム・レジェンド」だったので、実に4ヶ月ぶりになります。「アイ・アム・レジェンド」といえば、DVDには別バージョンのエンディングが収録されているらしいので、ちょっと気になってます。

観に行ってきたのは「クローバーフィールド」。1日に1回しか上映していないので時間合わせに難儀しました。切符を買う際に、しっかりと映像酔いの可能性があることを説明してくれました。3Dゲームで気分が悪くなったこともないので、大丈夫なはずです、多分。
映画が始まってワクワクしていると、なるほどくどい位に映像酔いについて注意していた理由がよく分かりました。映画館で周囲が暗くなっているところに、明るい映像があれだけ揺れるわけですから、人によっては三半規管が犯される危険性が大いにあります。特に気分が悪くなったわけでもないですけど、時折「ん?」と違和感を感じる瞬間がありました。ホームビデオ風映像だけに映像への没入感が凄いせいもあるのでしょう。さらには音響が臨場感に一役買ってますから、この作品に関しては映画館で観なくちゃあもったいないです。
映画の感想をネタばれしないように書くのは、ただでさえ難しいわけですが、今回に関しては一段と難しいです。特にアレに関してはアレとしか書けません(笑)。いくつかツッコミどころもあるんですけど、それを差し引いても非常に見ごたえのある、いい作品だと思います。アレをはっきりと描くわけではなく、観る側の想像力を不明瞭な映像と音で刺激してくれるわけですから、こういうジャンルが好きな人にとっては楽しめないはずがないんです。ビデオカメラという1人称で描かれているために、全貌はそのカメラを通して得られる情報しかありませんから、何がどうなっているのか、細かな詳細は一切与えられません。この辺が分かりにくく謎を謎のまま残すことになるので、作品に全ての説明を求めようとする人には向かないかもしれません。それでもあえて1人称を貫きとおしたのがこの作品のキモと言えましょう。最後のスタッフロールで気付きましたけど、音楽も一切ありませんでしたし。
エンディングがエンディングだけに「面白い」という感想が適切なのかどうかは分かりませんけど、大いに楽しめた作品でした。

えー、このところ日記が滞っていたので、時系列にこだわることなくここ最近の出来事をつれづれなるままに。

職場で「この本を読んでおきなさい」と紹介があったので、仕事の帰りに本屋さんに行ってきました。やっぱり本屋さんは見て回っているだけで楽しいですね。面白そうな本がゾロゾロ並んでますが、全部に手を出すととても手が回らなくなるのでお目当ての本を探すまではひとまずガマンの子です。

これが紹介の書籍で、知識・経験を活用しつつ、知識・経験にとらわれることなく、情報を分析して予測を立てるかについて書かれた本ですが、確かに面白そうなことが書かれています。専門用語を使わず平易な文章なので読みやすく理解しやすい内容になっているので、途中で投げ出すことなく最後まで読み切ることができそうです。この手の本は人から紹介されない限り間違いなく手にすることはないので、人の紹介も本との縁の1つだと思ってイヤイヤではなく真剣に読んでみることといたしましょう。

せっかくなので趣味に偏った本も1冊。宇宙の起源とか生物の起源とか質量の起源とか物事の始まりに関するテーマは非常に好きです。といっても物理は大のニガテなので理屈だとか数学的解釈なんてのはチンプンカンプンですが。
3次元世界に時間を加えた「4次元世界」が一般的な考え方ですが、理論によればこの世界は5次元世界だとか10次元世界といった解釈ができるそうで、じゃあ縦・横・高さ・時間以外の要素ってなに?と思わずにはいられないわけですが、その辺が分かりやすく説明してくれてます。「空間に丸め込まれた極小空間」なんて言葉だけ見たら「なんのこっちゃ」と思ってしまいますが、イラストのおかげで完全に理解するのは無理にしてもなんとなーくではあるものの概念が掴めるので好奇心がおおいに刺激されます。パラレルワールドとか並行宇宙とか、世界に宇宙は1つしかないのか、とか色んな謎が詰め込まれてまーす。
単なる数式の解釈遊びではなく、ちゃんと実験によって証明が可能らしく、ヨーロッパでの実験装置が今年中に完成して稼動する予定なので大いに楽しみなところです。

他にも面白そうな本がありましたけど、「積ん読」になってしまっても本に申し訳ないので読み終えてからまた本屋さんにいこうかなぁと思ってます。

慌しい毎日なんですけど、ネット通販のおかげで家には注文したゲームがしっかり届きます(笑)。届いたところでなかなか遊ぶ時間のないのが非常に辛いところ・・・。

まずはPSP版の「無限回廊」。錯視を利用したパズルゲームで、予告映像で非常に気になっていたタイトルでした。イメージ的には錯視を利用してじっくり考えるタイプのパズルだと思っていたんですけど、結構アクションの要素が強かったです。「錯視」を使っている分、ぱっと見の距離感がつかみづらく、思ったとおりに操作が出来ないあたり、少々ストレスがたまってしまうのと、偶然にクリアできてしまうことがあって、あんまりパズルという感じがなく解いても達成感がないため、今ひとつな仕上りでした。システムとしては非常にユニークなんですけどね。

そしてもう1つが日本ファルコムの「ヴァンテージ・マスター」。ゲーム自体は相当前にパソコン版で出ていますが、今回PSP版としてリニューアルされました。ジャンルがシミュレーションに近い感じで、ニガテなジャンルなのでパソコン版が出ていた当時から手を出すことはなかったんですけど、今作は「空の軌跡」のキャラクターが登場するというので、その点だけに惹かれて挑戦してみることに。日本ファルコムの作品といえど、この要素がなければ間違いなく手を出さなかったに違いありません。
ヘックスマップ上に、地→水→火→天→地・・・という属性間の強弱のある精霊を呼び出して相手方召喚主を倒すという、1行程度で説明できる内容ですが、覚えなくてはならないルールが多いので非常に難儀します。しかもルールを覚えないと勝負に勝てません。召喚主と精霊というファンタジー的な設定になっていますが、これ完全にシミュレーションゲームです。いや、一般的なシミュレーションゲームに比べれば簡略化されているんでしょうけど、それでも特性や地形の影響などなど考えながら進めなくてはいけないので相当頭を使うことになります。なんとかストーリー見たさに食らいついて進めてますが・・・「空の軌跡」の要素なかったらとっくに挫折してます。手を出そうかどうか迷っている方がいたら、その辺よーく考える必要がありますよー。

今日クローゼットの中を整理しましたが、クローゼットの内部の一部はこんな状態です(笑)。

いや、これでもいっときに比べたら「ポポまり」の限定版は減った方なんですよ。「減ってこれかい!」と言われればまぁ・・・その通りなんですが。
日本ファルコム関連の作品もゴロゴロしてます。中には同じタイトルの箱がいくつもある辺り、「ポポまり」となーんも変わるところがないので、人間まったく成長していません。しかし!これがファンの心意気、というもの!・・・多分。