定番の 行事となりし 名古屋オフ 

無事に泊まりの勤務が終わり、シャワーを浴びてすっきりしたところで、いざ名古屋オフの待ち合わせ場所である時計台へと向かう。時は10時半少し前・・・誰もいない。オフ会の中でも一番難しく重要なのがこの「集合」である。無事にメンバーが集まらない限りは移動するに移動できないし、オフ会を進めるに進められない。特に初めて会う人がいる場合には、しっかり目印を決めておかないと、昨年のような恥ずかしい状況になりかねない。今回は浜浦聡介さんが初めてお会いする方になるので、いち早く発見に努めなくては!うむむ、まだ集合時間まで30分以上あるものの、こんな状況で大丈夫なのかしらん?

と思っているうちに雪丸さんが登場。「今度はこんなに人が多いところじゃなくて、エスカレーター下の人が少ないところにしましょう」・・・はいー、まったくもってそのとおり。目立つ目印で定番の待ち合わせ場所だけに、人がうじゃうじゃと集まってくるので、これでは待ち合わせ場所として機能できていないのかも。
その後順調にオフ会メンバーが順番に集結しだし、ドレスシャツにマントを羽織って颯爽と現れたピノン・パカプカさん、背中に特製ケースの秘密兵器?を背負った鈴姫さん、金メタリックなデスマスクに虹色アフロかつらをかぶったにしぴいさんなどなど集合している場所の周辺が独特の雰囲気を醸し出すことに。で、にぎやかに集まりつつある中、どーしても浜浦さんの姿が見当たらない。一度近くに誰かを待ち合わせているような雰囲気をしているので、手を上げてアピールしたところ明らかに怪訝そうな表情をされてしまい、さながらもっと向こうの人に手を振っているんだよー、とのポーズを取ってなんとかお茶を濁す。はぁ、これならしっかり目印を用意しておくんだった・・・。
そして再び近くに誰かを探しているような待っているようなオーラを漂わせている人が現れた。今回はナチュラルにアピールしなければならないと思い、ボーリングの景品に持ってきた「桜身丘」のCDを袋からゆっくりと見えるように取り出したところ、見事その人に「あの、もしかして・・・」との反応が現れた。はい、無事に浜浦さんご発見!

・・・といかにも午前11時までに順調に集合できたかのように書いてはいるけれど、しっかりと11時は回ってましたとも、えぇ。もっとも過去の数々の教訓からバイキングのお店が始まる時間よりも30分早目を集合時間としていたので特に支障はない。
で、結局はもともと都合で遅れることを知らされていたおーとも、なぜか車で名古屋に向かってこようとして真正に遅刻することとなったヴァンガードと燐、参加できるかどうか不確実な状況で確認の取れないいよかんさんの計4名を残すのみとなった。うち3名は到着の遅れるのが確定していたのでよし、いよかんさんもいきなりキャンセルするような人ではなく時間に来られないということは何やら急な予定が入ってしまったのだろうと判断して、ひとまずバイキングのお店へと移動することとした。

今回のバイキングのお店は「欧羅巴」。下見をしていなかったので料理の内容は分からないけれど、事前に席の予約ができるという利点があったので選択したお店である。内装はシックで落ち着いた雰囲気で思っていたよりも広くはなく、自分達が入った時点でフロアの半分を埋め尽くすような状態になってしまうほど。オフ会につきものの自己紹介を始めようとしたところ、「さすがにこの場所では・・・」とのもっともな指摘をもらい、そういえば去年も自己紹介で騒ぎすぎてお店の人に注意されたこともあって、自己紹介についてはボーリング会場で行うことになった。それでもオフ会をするのに誰が誰なのか分からない状態ではいかんともし難いので、自分が各テーブルに回ってそれぞれのテーブルを示して「あちらは誰、向こうは誰」と説明することで、なんとか顔と名前を一致してもらうことを試みる。果たしてその試みがうまくいったかどうかは神のみぞ・・・いや、オフ会に参加された皆さんのみぞ知る。

肝心の料理は・・・うーん、種類が非常に少ない。パスタが2種にサラダ、スープ、カレーライスにパンにケーキ、ジュースにコーヒーとえー、ワインも?といった程度で選ぶ余地はあまりない上に、すぐに料理がからっぽとなってしまうのでなかなか思うに料理が取れないじれったさが起きることにもなった。なお一部未成年者より「なんかワインがあるみたいですけど・・・」と暗に飲んでもよいかとのニュアンスを含ませた発言があったけれども速攻で却下。未成年であるなしはさておくにしても、球転がす前にアルコールを入れてどーする?! それでも味はまずまずのもので、あっちこっちのテーブルに移りつつイロイロな話に花を咲かせる。

去年の夏コミでお会いした時に、相当手の込んだルナのイラストをいただいたたの・しんさん、冬コミでは暖色を用いた新作の作品が見られるかも?と思いきや作られていなかったので、今回はきっと!と思っていそいそと尋ねてみると、「作ってませーん」・・・残念!やっぱり人間欲深いもので一度よいものを見てしまうとその次を見てしまいたくなるので、大いに期待してまーす(笑)。
雪丸さんよりPSP版「朱紅い雫」のラスボスを倒して欲しいとの依頼があったので、早速初めてみたものの・・・ラスボスまでの場所が分からない。迷っているうちに遅刻組のおーともが名古屋駅に到着したので、経験者である浜浦さんにお任せして名古屋駅へと向かい、再び戻ってきたしばらく後にももう2人の遅刻組を迎えに行ったりしているうちに結局その場ではラスボスを倒すには至らず、別の機会に。なお、この席では「空の軌跡SC」鋭意進行中の雪丸さんとリュナンさん、「空の軌跡FC」進行中の浜浦さんが集まっていたので、英伝話でネタバレにならないよう細心の注意を払いながらに盛り上がったのは言うまでもない。ちなみにヴァンガードと燐の2名は名古屋まで車で来ようとしたものの、高速道路の渋滞にはまってしまってやむなく、途中で車を駐車場に放り込んで電車で来てくれたとのことであった。そのまま車で粘ってたら多分ボーリング大会にも間に合わなかったのではないかと思われたので、臨機応変に手段を変えてくれたのはありがたい話である。
別の席ではつぇきさんが持ってきた北米版ポポロのムービー鑑賞。結構全部見ようとすると時間はかかるんだけど、無事に鑑賞できたのかしらん?自分もカバンの中にPSPを入れてあったけれど、この時点ではすっかりと忘れてしまっていて後ほど家で気付いた始末。いや、ぜひとも雰囲気や声優さんの違いについて聞きたかったところ。
食事中に影法師さんが「この曲のこと知ってますか?」と言うのでイヤホンを耳に当てて聞かせてもらったところ・・・え?!この曲は・・・何?驚くというかどう判断していいのか分からない。なんでもポポロ1が発売された当事に話題になったものの、その後語られることのなくなったものらしい。これはポポロ広場で追求したい内容ではあるけれど、慎重に行わなければならないものであることは間違いない。難しいぞー、これは。

と何やら慌しくバタバタしているうちに時間が過ぎてボウリング会場に向かう時間となったので、ゾロゾロと連なって、名古屋駅名物ナナちゃん人形を紹介しつつ移動する。ナナちゃん人形近くを通る時にわざわざ股下を通った上に、あろうことかそのアングルから携帯で写真を撮っていたOとWをイニシャルに持つ関西人2名がいた。地元の人間は絶対にそんなことせんぞーと思いつつ、撮った写真を見せてもらったら・・・あまりにえげつない写真となっていたので、間違ってもネットにアップするなよー、心当たりのある関西人2名!

ボーリング場も例年の1月のオフ会のようにそれほど混んでいるわけではなく、10分ほど多少前後した位ですべて隣り合った4レーンを借りることができた。ボーリング大会を開催するにあたって、栄えある、というかほぼ強制的に始球式をつとめていただくことになったのはにしぴいさんと青い翼さん。これが2レーンとも目の覚めるようなストライク!・・・となったら豪快な幕開けになっただろうけど、世の中そうは問屋が卸さない。
残念ながら詳細なレーン分けをメモしてこなかったので結果やその状況を詳しく記すことのできないのが悔やまれる。とりあえず100は超えたいなぁと思ったものの、ボールは右に左にとコースが定まらず、たまにいいコースに転がったと思ってもどうしても最後の1本が残ってしまい、スコアが稼げない。まっすぐに転がそうと思えば思うほど斜めに転がってしまうのもまた皮肉な話。結局1ゲーム目は100を下回ることとなったので、こうなったら今まではウォーミングアップで2ゲーム目から本気を出すしかあるまい。
とは言うものの100超えを意識すればするほど、いやそれが意識するほどのものかというツッコミは横に置いといて、結果は悪い方向に行ってしまう。気分転換に他のレーンを眺めに行くと・・・うむむ、いずこも同じ秋の夕暮れ。しかしたの・しんさんやつぇきさんが堅調なスコアを記録しているのはやはり、年長者のテクニックであるに違いない。「ぱぐさーん、なんとか初めて100を超えられそうですよ!」とのノリスの声、スコアを見てみると、残り4ゲームを残してあのスコアであれば、よほどのことがない限り達成できるだろう。これは自分も頑張らなくてはなるまい。
そして10ゲーム目でスペアをとり、7本以上倒せば100を超える状態となった。まっすぐに転がせば7本以上は難くない。しかし体の方が硬かったようで、コースが微妙にはずれ倒れたのは6本、コースは99・・・なんでじゃー!隣のレーンで「ぱぐさんには勝ちますよ」と言っていたおーともも同じスコアで99。一体ノリスはどうなっただろうと結果を見に行くと・・・99。お互い何やってますねん、ということでここで99同盟が結成されることとなった。今度のオフ会までにはもう少し練習しておこう、うん。
全部終わったところで結果発表&景品贈呈を行いたかったところではあるけれど、ボーリング場が間もなく貸切状態になってしまい、2次会のカラオケ大会も全員参加OKとのことだったので持ち越し。ここでイベントから戻ってくるういっちが途中参加可能になったということで、鈴姫さんの厳しい誘導が続く中、ボーリング場を出た歩道上にてみんなでしばらく待機する。

おとなしく待っているかと思いきや、おーとも自作のザクヘルが登場して妙な盛り上がりを見せ、にしぴいさんの黄金マスク&虹色アフロまで飛び出して完全に見世物状態に・・・。こ、ここは悪いけれどもしばらく他人のフリをさせていただこう。と異様な雰囲気に包まれているうちに無事にういっちが合流できたところでカラオケ店へと移動開始。

カラオケでポポロオフに欠かせないのはハイパージョイ。もちろん予約もハイパージョイ標準装備の18人部屋で、人数的にオーバーしているのでちょっと不安がなくもないけどぬかりはない。とここで受付をした時にお店の人が「もしなんでしたら大きな部屋ありますけどどうですか?」と言ってくれたので、これ幸いにとOKしたところ・・・これが大きな失敗となってしまった。案内されたのは20人が入ってもまだゆとりのあるような部屋だったので安心したら、カラオケの機械がDAM。何度曲本をチェックしてもポポロの曲は見当たらない。しまった!部屋を変えてもらってもハイパージョイのままだと思い込んでいたらそうではなかったらしい。これは完全に確認ミスなのでみなさんにゴメンナサイ。でもギュウギュウのすし詰めになるよりはいいし、部屋が分かれてしまうとせっかくのオフ会も楽しさが半減してしまいかねないのでご了承くださいませませ。今度は大人数で入ることのできるお店を見つけておかねばー。

カラオケ大会の様子を見守るが如くにモニター横に置かれた鈴姫さん製作のナルシア人形。服も全て手作りで2時間もあれば作れてしまうという・・・きっと慣れない人間が手がけようとしたら1日がかりでもまともなものは作れまい。世の中イロイロなスキルを持った人がいてうらやましい限り。この人形はありがたく鈴姫さんより頂戴することとなり、深く深く感謝~♪

そんなわけでカラオケ大会に先立って、まずはボーリング大会の結果発表と景品の贈呈。ボーリング大会の結果順に景品を選んでもらうと得手不得手の不公平が出てしまうので、例年通りに成績順にくじを引いてもらうという成績はまるで関係のない純粋な運試し、ちなみに今回の景品は次のとおり。

PSP用北米版「ポポロクロイス」2本、ポポまりプレミアムボックス2本、ファーストアニメVHS6巻セット(レンタル落ち品)1組、セカンドアニメVHS第1巻1本、セカンドアニメアフレコ台本1冊、セカンドアニメラミカ3枚セット1組、ピノンピンバッチ1個、ルナピンバッチ1個、セカンドアニメマグカップ1個、月の掟の冒険ハンカチ1枚、ポポロクロイスミュージアムⅡ1冊、CD(アルバム、シングルCD)6枚

家に蓄積されていた重複分のポポログッズはプレミアムボックス以外は景品としてほぼ放出したことになるので、次回の名古屋オフからどうしたものやら。

これで終わったと思いきや、てっちぃさんからの逸品がここで登場、かつてテレビ東京で抽選によりプレゼントされたセカンドアニメの貴重な告知ポスターが!名古屋駅で待ち合わせしている時に、差し上げますと言ってもらってじゃいたけれど、ポポロを愛する気持ちは誰でも同じ、このメンバーなら誰に当たっても大事にしてくれること間違いないので、ここは公平にジャンケン大会で幸運者を決定することになった。てっちぃさんを相手にした勝ち・あいこ勝ち残り方式で見事に栄冠をゲットしたのは浜浦さん、おめでとうございまーす。

ようやくカラオケ大会が始まり、トップバッターを飾ったのはにしぴいさんで曲目は言わずと知れたフォルゴレのアレである。今回の部屋には狭いながらに歌うステージが用意されていたので、にしぴいさんスタンバイ・・・そして脱ぐ!面白そうだからこのまま頑張ってもらおうと思ったものの、ついに尻の割れ目が出現するにあたってみんなで大慌てで止めに入る・・・お、恐るべし。2曲目は自分が例によっての例が如くのガッチャマーンで後に続く。その後の流れは若い者に託そうではないか。

そして腰を落ち着けたところで、バイキング会場でそのままになってしまっていた雪丸さんの「朱紅い雫」の続き。あれからどこまで進んでだろうと画面を見ると、無事にラスボスを倒すのみの状態となっている。いざ尋常に勝負!
しかし完全に前に倒した時のことは忘れてしまっているので、どういう方法で戦ったのか思い出せない。しかもやたらと強いのでちょっとでも油断をするとあっという間に危機に追い込まれてしまう。「こんなのよく倒したよなぁ」と思いつつ、とにかく地道に攻撃と回復とを繰り返しているうちにようやく撃破することができた。お役目を果たすことができてほっと一安心。そんな様子をリュナンさんが興味津々に眺めてくるけれども、英伝3~5をいつかやろうと思っている人がこれを見ちゃあイケマセン。後はエンディングを堪能してもらうのみ・・・いや、横から見ていると思わず胸にきてしまう。静かな場所でじっくり見ればもう相当に感極まってしまうところだけれど、なぜか後ろで流れているのはバンガードの歌う「365歩のマーチ」。よりによって一番いい場面のときに「ワンツーワンツー」言うなー!

そして歌会に復帰、と言っても歌うわけではなく聞き役に回る。相変わらずコブシが効いて深みのある燐のローボイスは凄い。あの体格でよくあれほどまでの声量があるものだとついつい感心してしまう。例えるなら、コンパクトスピーカーで「え?このサイズでこんなに迫力のある重低音が出るの?」といった感じ。更なるマニアックな表現をすればさながらBOSEのM3の如しだ。
カラオケルームは歌うだけかと思いきや、いつの間にやらポポポさんが持参のマンドリンを演奏しているー。せっかくなのでステージでマイクで音を響かせながらポポロの曲の演奏を、と思いきや既に予約曲が満タンでいかんともし難そう。あ、今度のオフ会の時には弾き語りの時間をとって是非とも演奏してもらわなくては!もちろんその時にはノリスにも合奏してもらいたいところ。

・・・とりあえずここまで日記をアップ。3次会などまだ続くー。