送別会 飲んで飲ませて 飲まされて

今日は来月定年退職する方と2年間他県に出向する若い衆を送り出す飲み会でした。職場の係全員が出席するだけあって色んな意味で盛り上がりました、本当に・・・盛り上がりすぎました、もう。
事前に会場となる店のすぐそばのコンビニでチョコ食べながら牛乳飲んでいるところに、他の参加者も集まってきました。「準備態勢はバッチリですね?」、そう、しっかり飲む(飲まされる)からには事前にできることは済ませておくに限ります。気休め程度なんですけどね。もっとも予防線張っておいたからと安心して飲んでしまう傾向が多分にあるので一長一短あるので要注意。

3000円で飲み放題食べ放題という店「ザ・鍋」が舞台となったわけですが、乾杯の際に配られたグラスがコップではなく、中ジョッキをやあ小さくしたようなトールグラスだったので、その時点でいやーな予感が。常日頃「乾杯とは杯を乾かすと書くんだから、グラスを空けるのは当たり前」などと言っているだけに飲まないわけにはいきませんし、「注がれるからにはグラスを空にしてからー」なとと言っているだけにその折には飲み干さないわけにはいきません・・・とほほ。なお、「~しないわけにはいけない」と書いてますが、「量を抑えるという選択肢はないの?」と思われるかもしれませんが、そんな選択肢があったら苦労はしませんとも、えぇ。
ということでしょっぱなの乾杯からエンジン全開となりました。乾杯のグラスは飲みました。注がれる時も飲みました。すき焼き鍋の食べ放題もしっかりと食べました。飲まされもしましたが飲ませました。
その甲斐あってお店のトイレはイロイロにぎわうことになったんですよね、案の定。かくいう自分も摂取したアルコールが体内に完全吸収される前に排出しておこうと強制的にやっておきました。そりゃあ苦しいもんですけど、二日酔いのあの長続きする頭痛に比べればまだましなものです。隣りの個室から聞き覚えのある壮絶な声がするので上からのぞいて見たら便座と抱き合ってお友達になってました(笑)。

すっきりしたところで「どうぞ」とワイングラスにたっぷりの冷たい水を差し出してくれたので受け取ると、これが冷えた日本酒で・・・まぁ
これがいわゆる正念場というやつで、差し出したヤツの顔を見るとなんとも嬉しそうな表情をしているので、「こうなったらとことんやったるわーい!」と一気に飲み干してやりました。こういうものは「飲めるかなー、大丈夫かなー」と考えながら飲むと余計に飲みづらくなるので頭を空っぽにして片付けるのがコツだと思います・・・多分。もちろん同じものを頼んで手渡したのは言うまでもありません。そんな状態が続いてさすがに飲むのはやめようと思ってたら、また数名での乾杯の場面に巻き込まれたので、かんぱーいとグラスを掲げるもそのままテーブルの上にグラスを戻してそそくさとその場を離れました。やれやれかなわんなーと思う間もなく、後ろに引っ張られるのを感じ、振り返ることなくスキージャンプのように前傾姿勢で体を前に傾けたらそれでも負けじと腰を引っ張るので諦めました。これもさっき日本酒のグラスを渡してきたヤツが黒幕で、飲んだ後そいつと2人してトイレに行きました・・・人目を避けてちょっといい加減にしておけよと釘を刺すため、ではなくお互いに体内のアルコールを出しに(笑)。別のドアが半開きの個室には便座を枕にして床に座り込んでいる若い衆の姿もあったりしてひどいもんです。
そんな状態で、最後の一本締めを仰せつかってなんとか役を果たしたところでお開きとなりましたが、一部は2次会に行くとのことでさすがにもはやそんな気力も体力もなかったので早々に帰らせてもらいました。
帰りの電車もすんでのところで乗り過ごしそうになり、さすがに調子に乗りすぎたなぁと家に帰ってから反省することしきり。