異文化な 大阪観光 カルチャーショック

前々から職場の同僚から「いちど大阪連れてってくれー」と頼まれていたので、今日出かけることに。近鉄電車の空きを確認すると、既に午前8時発のアーバンライナーは満席状態。珍しいこともあるもんだなぁと思いつつ、幸い1本早い特急が空いていたので乗ってみると、やたらと若い女の子が多い。写真の入ったうちわやらペンライトやら横断幕をあちこちで袋にぶら下げているところを見ると、どうやら大阪で人気グループのコンサートでもあるらしい。
・・・かと思いきや隣の列の女の子達がせっせとタレントのうちわをデコレーションしながら、「そういえばスケブ持ってきた?」と話しているのが聞こえてきた。そうか、今日はインテックス大阪のイベントの日か!よくよく見てみると大きなカートを持っている人達もちらほら。うーん、電車が満席だった理由もこれで納得だ。

同僚は大阪がまったく初めてだったようで、鶴嘴の商店街に驚き、吊り広告や宣伝ポスターにダジャレが当たり前のように盛り込まれていることに驚き、エスカレーターの右側ではなく左側を空けておくことに驚き、関西弁があちこちから聞こえてくるのに驚き、と相当カルチャーショックを受けたようだった。

「なんでうどん屋さんに味噌煮込みうどんがないの?」
「なんでスパゲティ屋さんにあんかけスパないの?」
「喫茶店のデザートメニューに小倉トーストはないの?」
「なんでデニーズの店員さんまで店の呼び込みやってんの?」
「パチンコ屋さんの前にあるマリリンモンローのマネキンには一体どんな意味が?」

などなど沸き起こってはぶつけられる質問がぞろぞろ。説明のしようがないのですべて「大阪だから」の一言で済ませてしまい、それでも納得してしまう辺りが大阪の雰囲気のなせるわざなのかもしれない。

天保山マーケットプレースのなにわ食いしんぼ横丁でいろんな味を楽しみつつ、動物と戯れつつ、サントリーミュージアムで虫嫌いにはたまらない3D映像を楽しんだりしつつ、道頓堀のグリコ看板、アメリカ村などなどあっちこっちを時間の限りに見て回る。日曜日で一芳亭が休みであったのが非常に残念なところであった。結構大阪の雰囲気を楽しんでもらえたようで何よりだ。

さすがに歩き回りすぎて疲れたので、帰りの近鉄電車は爆睡状態。