名古屋にそびえる高き山 その名は「喫茶マウンテン」

当直勤務なので今日は午前1時半から起きてそのまま仕事。おかげで世界陸上の200メートル決勝をリアルタイムで見ることができた♪日本人が短距離でメダルを獲れるなんて思ってもみなかったから本当に驚きだった。ゴールから結果が発表されるまでの間、ドキドキしながらテレビに釘付けとなり、銅メダルが確定した瞬間、周りのみんなして拍手!おかげで眠気もすっかりと吹っ飛んでしまった。
そして数時間後に勤務交代時間となったものの、夕方にまた仕事に出てこなくてはならず、いったん家に帰ってまた出てくるのもめんどくさいし、かといって仮眠を取るほど眠くもない。そんなわけでちょこっとネットカフェで時間をつぶしてから、前々から気になっていたお店に行くことにした。

その店の名前は喫茶マウンテン。既に10年以上も前大学時代から噂を聞いていたお店である。とにかく量が尋常ではないらしい。おまけに抹茶小倉スパなるオリジナルメニューも豊富とのことで、いつかは機会があれば行ってみたいなぁと思いながらもなかなかいくきっかけがなくそのままになっていた。かつてターラータンタン麺を食べて究極の辛さを身をもって思い知らされた時、「それでは世の中どれほど甘いものが存在するのだろう?自分はどれ位の甘さなら平気で食べることができるだろう?」とよせばいいのにロクでもないことを考えるようになり、その時にこのお店の抹茶小倉スパのことがふと頭に思い浮かんだ。抹茶を練り込んだスパゲッティの麺に生クリームと小倉あんを乗せてあるというこのメニュー、甘味好きとしても非常に興味をそそられる。いよいよ挑戦する日がやってきた。

一体どんな味なのだろうかとワクワクしながら地下鉄の駅からお店を目指して炎天下の中をせっせと歩く。10分ほど歩いたところでお店はすぐに見つかり、どうにも妖しげな雰囲気を醸し出している看板が目に飛び込んできる。非常に歴史を思わせる看板で、バックに描かれている雪山がまさしく意味不明。

店の構えはどんなものだろうかと正面に立つと・・・やはりどことなく妖しい。もし山奥にこんな雰囲気の建物が建てられていたら間違いなくお化け屋敷か何かと勘違いされるに違いない。それでもお店の中は意外に混んでいる。少し待たされてから席に案内され、間もなくメニューが届く。一体どんなメニューがあるのかしらん、とながめてみると、おぉ、ちゃんと抹茶小倉スパが載っている。他にもイチゴスパとかバナナスパとかキウイスパなどの姉妹品もあるようだ。・・・でもイタリアントマトパフェとかイカスミカキ氷、マンゴスペシャル(辛口)とかイカスミジュースってば一体全体何?
確かにメニューを見ても尋常ならざる雰囲気が漂ってくる。とりあえずは当初の予定通り抹茶小倉スパを注文する。待っている間隣のテーブルに同じスパゲティが届き、横目で見るとなかなかおいしそうに見える。「あ、これは普通に食べれるよー」という声も聞こえたりしてひとまず安心する。それにしても確かに30センチ近い大皿に盛られているし、他にもタンツボかと思うほどのデカイ入れ物に入れられた味噌煮込みうどんとかやはり巨大大盛りチャーハンなどなどかつて聞いた噂は本当だったようだ。そんなこんなと周囲の声に耳をそばだてているうちにようやく自分のテーブルにお皿が運ばれてきた!

これが名古屋に名高い抹茶小倉スパなのか!・・・ちょっと待て、なんでこんなに熱々の湯気が出てるんじゃー!熱々に茹で上がった麺の上に生クリームと小倉あんが鎮座ましましている。期待と不安が半分入り混じりながら一口目を口にする。その瞬間口いっぱいに抹茶のニオイが広がるとともに麺に熱せられた生クリームの甘い香りも一緒に広がる。うーん、これは抹茶と生クリームのなんともいえない微妙なハーモニーが絶妙・・・ってそんなわけあるかーい!これ一体なんやねん!と飲み込むのが躊躇されてしまうほど凄まじく甘ったるいミスマッチな味。麺は熱いのに生クリームは冷たいし、たまったものじゃない。口直しにあんこを口に放り込むも事態はより一層悪い方向に進んでしまった。それでも注文した以上は意地でも全部食べてやる、そう思いながらもさもさと口の中に運ぶも、その異様な味わいにガマンが出来ずあえなく断念、8割以上を残す結果となった。普通お店に入って料理を残すとそのお店の人に悪いなぁという罪悪感を感じるものだけど、今日に限っては罪悪感のカケラすらなし!水をグイッと飲み干した後、早々にお店を撤退することにした。料理を待っている間は、今度の名古屋のオフ会をここでやってみるのも面白くていいかなぁと考えた。しかし前言撤回。こんなところにみんな連れてきたら絶対にブーイングの嵐が起きるに決まっているんだから。それでもまぁ非常に貴重な経験ができたのであながち不満たらたらというわけでもないんだけど。とりあえず抹茶小倉スパの壁紙を作ってみましたので気になる方はどうぞ。
800*600→http://www.popolo-crois.com/photo/800_600.jpg
1024*768→http://www.popolo-crois.com/photo/1024_768.jpg
1280*960→http://www.popolo-crois.com/photo/1280_960.jpg
あー、壁紙見ているだけで胸焼け起こしそう・・・。

口から胃袋にかけて広がるなんともいえない甘ったるさがたまらない。水を飲んだところでどうなるものでもない。やむなくココイチで5辛を食べてなんとかおさまった。ケーキバイキングとかは全然平気だけど、今日の甘さは全く異質のものだった。1つ1つの食材が立派なものだったとしても組み合わせを間違えればすべて台無しになってしまうというよい見本である。

そんな胃袋をかかえたところで夕方から仕事に突入し、家に帰ってバタンキュー。