いざ、新しい冒険の旅に出発!

カウントダウンチャットが終了し、一息ついたところで、ついに封を解く瞬間がやってきた!両手に取るとついつい天に2回ほどかざして「開けまーす!、開けまーす!」と高らかに宣言してしまう。ビニール袋のヒモをくるっと巻いた瞬間、その間からポポロな気がふつふつとあふれ出てくるような気がする。そしてパッケージを開けたその瞬間、新たな冒険への扉が開くこととなった。「はいっ!ディスク入りまーす!」既に0時を回っているというのにハイテンションである。オープニングを眺めながらこれから始まる冒険に思いを馳せる。
コントローラーを握り締めるとそこはもう勝手知ったるポポロクロイス城。迷うことなくあちこちへと走り回る。なるほど扉を開けるたびに読み込みが入るけど、雑誌で大騒ぎするほど気になるほどのものではないではないか。ロード中には入れ替わり立ち替わりでいろんなイラストが表示されることだし。
どうせならこうしてロード中に表示されたイラストも最後にアルバムモードで鑑賞できているようになっているといいなぁ。中にはなかなか表示されないイラストがあったりなんかするときっと意味もなく出入りしてロードを繰り返すに違いない。
今回はグルグル周りを見回したり上下に視点を動かしたりできるようになっているので、好きなアングルでその場面を見ることができる。ポポロクロイス城のあちこちを散策しているだけで無性に楽しい、楽しくて仕方がない。お城の中を歩き回っているだけで1時間が過ぎてしまった。
冒険に夢中になってしまっているだけではなく、ミュージアム2もじっくりと堪能する。いやじっくり堪能しようにもこれからのことが書かれているため深く読むわけにはいかない。注意を払いながら読んでいると、うぉぉ!ピノン達の設定画が山のように大きく掲載されているではないか!これこれ、こういうものを掲載して欲しかったのじゃよー!と思わず目が釘付け状態。田森先生のお楽しみのQ&Aコーナーも盛りだくさん。こちらもやはり月の掟に関することがいくつか出てきているので要注意。なるほど今まで謎であった部分を考えていく上でのキーポイントが興味深く示されている。ぜひともこれからポポロのことを考えていく上での資料としよう。エレナのくまのぬいぐるみのことまで書かれているのを見て思わず嬉しくなる♪
梅崎ディレクターに対するインタビュー記事の最後に語られている内容を見て「よくぞそこまで言ってくれましたー!」とついつい拍手を送りたくなってしまう。まさしくその通りで、ポポロ=ピエトロ&ナルシアではなく、ピノン達の冒険も大切なポポロクロイス物語の1つ。決してこだわるな、ということではないけど束縛されてしまっても世界を見つめる視界が狭くなってしまうのだから。
このまま起きていたら徹夜することになってしまう。昼には送別会があることだし、また夜にじっくり楽しむこととして、後ろ髪引かれる思いを味わいながらも布団へと入る。

朝も早くから月の掟、というわけにはいかず、たまってしまっているメールや探偵局のページのメンテナンスもかけておく。いくら冒険に夢中になってしまっているからといって必要なところまで手を抜くわけにはいかない。もっぱら送別会に向かうまでの午前中は冒険に出かけることなく過ぎてゆく。
送別会に出かけてみると、1年ぶりに顔を合わせる人たちばかり。みんなして「なんかやつれたんじゃないか?」と言われるけども特に激務で体調崩しているわけでもない。というか体重もその当時に比べて2キロほどしか減ってないんだけど、きっと髪型のせいもあるのだろう。
定年で九州に帰ってしまう大先輩を囲って2時間ほどの宴会が続く。さすがに日中から酒を飲むのはあまり得意ではないので、ほどほどに済ませておく。どうか地元に戻っても末永く健康で人生を満喫してください。色々と仕事を教えてくださってありがとうございました!

送別会が終わったら、飛ぶように自宅へ!というわけではない。今日集英社から月の掟のガイドブックが発売されていることだし、桜見丘のCDも通販で頼んであるとはいえ、やはり購入しておきたいので、買出しに出かける。ガイドブックはすぐに見つけることができたけれども、CDの方は結局見つけられずじまい。残念だー。
ガイドブックの表紙には思わず胸がときめいてしまう。内容をじっくりと読むわけにはいかないからお楽しみに残しておこう。
ついでに松坂屋に寄って、ホワイトデーのお返しに買い物に来た際、数量限定で売り切れていたケーキが気になったので確かめてみることにした。お店に行くと数量限定20個で嬉しいことにまだ残っていた。アンリ・シャルパンティエの「タルト・フロマージュ・アルザス」さぁ、その味はいかに?!記念すべき発売日なのだからケーキでお祝いをするのじゃー!

家に着いてさっそく冒険にー!かというとやはりそうではない。まずはオヤツを兼ねてのケーキターイム!ワクワクしながら一口目を食べてみると・・・んー、それほど数量限定にするようなほどのものではない。むしろ実にあっさりとしていて拍子抜けしてしまう。間違いなくおいしいケーキの部類には入るのだろうけど、よし、次も!と思わせてくれるようなものでもない。うぅむ、なかなかに新しいお気に入りなものを探すのは難しいようだ。

愛犬の散歩を終えたところで、いよいよ冒険の再開だー!もう済ませるべきことはしっかりと済ませてあるから心置きなく没頭できる・・・と始めて間もなくプレイステーションドットコムからの荷物が届く。オリジナル特典のハンカチがどのようなものか気になっていたので早速開けてみると・・・でかっ!この大きさはハンカチよいうよりはバンダナだぞー!しかもこんなにキレイなものとはいやはやてっきりポポまりのプレミアムボックスに付いていたハンカチのようなものを想像していただけにこれは思いもよらなかったほどのもの。宝物がまた増えましたー!
早速探偵局の中でもお知らせしておくべきことなので、冒険は一時中断~。そういえば抽選でもらえるポポログッズも非常に気になるところ。ああいう企画は嬉しい反面ファン泣かせでもあるなぁ。

じっくりと冒険に取り掛かると、楽しい、実に楽しい。歩いているだけで楽しい、話しかけて話を聞いているだけで楽しい。でもってイベントが起きるとますますもって楽しい。戦闘もなるほど普通に戦う分にはさほど工夫は必要ないけど、ボーナスポイントを狙おうとするとじっくりと考えなくてはならない。操作は単純だけど非常に奥が深い。確かにこれまでのシリーズに比べるとなかなか歯ごたえのある戦闘となっているけど、きちんとモンスターとの力の差を考えてレベルを上げていけばさほど難しすぎる、というほどのものではない。スキルアップもボーナスポイントを少しでも多く獲得できるようにするにはどうすればいいか?を主体に考えればその方向性も見えてきやすい。じっくりと楽しむことにしよう。
ようやくマルコと再会することができた。ピノンとマルコがただ何気ない会話をしているだけだというのに、このこみ上げてくる嬉しさは一体なんなのだろう?どうしてこんなにも嬉しくなってしまうのだろう?そんな気持ちを噛み締めているうちに自然と涙が流れてくる。やっぱりポポロがこんなにも好きなんだなぁと思う瞬間。