どんでん返しは 1日1本

てっきり今日も朝から雨かと思っていたら雲ってはいるものの地面は乾き始めている。もしかしてこのまま晴れてくれるのかと天気予報を見てみたらどうやら夕方からまた雨になってしまうらしい。紅葉がキレイになるまでまだ時間があるからいいけど、そんな時期に雨がザーザー降ってしまったらせっかくの紅葉が一気に散ってしまう。今年こそ行けるといいなぁ、紅葉狩り。

時期も時期なので、2005年度版カレンダーのデータ制作に本腰を入れる。既に紙等は全部揃っているから後はデータを作って印刷&加工するのみ、これが終わらないことには探偵局の年末はやってこない。完成したものを印刷してみると、昨日と同様どうにも色調に納得がいかない。プリンタドライバが気を利かせ過ぎるのか、以前使っていたプリンタのような色調になってくれない。10枚ほど試し刷りを繰り返したところでようやく気に入る設定に行き着いた。後ほどエプソンのサイトで確認してみるとXPのサービスパック2を導入すると印刷が暗くなる場合があるとのことらしい。とりあえずドライバをバージョンアップさせてまた試し刷りすることにしよう。

一段落したところで、先週兄夫婦方に遊びに行った際、オススメだからと借りてきたDVDを観ることにした。どうにもサスペンス系が好きらしく、DVDライブラリにもその傾向が強く現れている。「少林サッカー」とか「火山高」とか「裸の銃を持つ男」が並ぶ自分の趣味とはエライ違いだ。借りてきた中で強く勧められたのが「アザーズ」。予告編を見ると確かに意味深ではあるものの・・・なんかシャマラン作品を見続けているせいか非常に警戒深くなってしまっているようだ。見ているうちに「どういうオチになるんだろう?」とワクワクしながら見ていたら・・・うーん、それですかい! 「幽霊は生きている者には見えない」を逆手に取って「幽霊に生きている者は見えない」 との発想は非常に面白い。けれどなにかこう煮え切らないものがあるというか、思わず椅子から転げ落ちるほどの衝撃を受けるまでには至らないというか、何かこう微妙なところでもある。
ならば引き続いてはデ・パルマ監督の「ファム・ファタール」。これまたパッケージの煽り文句が非常に謎かけ的でもあり挑戦的でもある。よし、ならばその挑発に乗ってやろうではないか!・・・で真相が判明した瞬間「今度はそっちかーい!」とまたもツッコミ。いや、確かに意表を突くと言えば突くものではあるけれども 夢オチ というのはどうにもこうにも。確かに思わせぶりな場面がいくつもあったので見返してみるとそういう発見があって楽しめる映画ではあるかもしれない。しかしこれまた、うーん、微妙だ。

この手のどんでん返し系の映画はやはり1日に何本も観るものではなさそうだ。当たればいいけど両方とも今日のような感じだと、微妙!消化不良!煮え切らない!とスッキリできない。無性に「スティング」を観たい気分だ。

外は大雨の上に雷まで鳴り出す始末、パソコン操作中に突然の停電が起きないことを願うしかあるまい。