ケース類のワンキー化・・・断念!

アフリカツインに取り付けてあるパニアケース、トップケースとツールボックスの鍵は統一してあるので、鍵の本数はバイクのメインキーと合わせて2本。既にこれでも十分ではあるんですけど、どうせならメインキーとケース類の鍵を統一したい!ということで純正のワンキー・インナーロックシリンダー(08M70-MJE-D03)を買ってみました。

部品が多くてややこしそうに見えますが、説明書を読んで理解すればさほどのものではなく、20分ほどで終了しました。6つの穴に6種類の部品(タンブラ)を入れ、キーを差し込んでも飛び出さないタンブラをそれぞれの穴に見つければOKです。

組み合わせを見つけてシリンダーに差し込んで回すとスムーズに回るのでバッチリです。あとはこれを交換するのみ・・・だったんですけど、結論としては無理でした。GIVIとコラボしたホンダの純正のケースとGIVIが汎用品として販売しているケースとではシリンダーの形状が違うんですね。なので汎用品のシリンダーを抜いてホンダのロックシリンダーに交換しようとしても入らず、少し削ればなんとかなる、というものでもありません。

シリンダーと掛け金具を丸ごとホンダの純正ケースと同じものに取り換えることができればいいんでしょうけど、そもそも補修部品としてその部分だけ販売しているのか定かではないですし、全部交換するとなると結構な値段になりそうなので、ひとまずのところ完全なワンキー化は断念することにします。まずは1つ買って試してみよう、と勢いあまって4個分のシリンダーを購入しなかったのが不幸中の幸いです。