納得の いかぬ映画は 困るもの

先日雪が積もったかと思いきや、今日は1日暖かい天気で、なんでも3月上旬並みの気候だったようです。2月もいよいよ折り返しに入りますから春の到来もそんなに遠くはないのかもしれません。
と思っていたらまた明日は寒くなるようなので、この寒暖の差を気をつけないと風邪引いてしまいますね。

家にこもってぬくぬくとDVDを観ていましたので、その感想を~。
まず1作目が「ゴシカ」。精神科の女医が目を覚ますと自分が診ていた刑務所の中に夫を殺した容疑で捕まっていたというサスペンス系の内容です。こういうサスペンス系は、観る側にいかに気付かせずに伏線を張ってあっと言わせるかというのが見所で、「シックスセンス」がいい例だと思います。そういう「思いも寄らない驚き」についつい期待するんですよね。
伏字を混ぜますが、感想としては「フォーガットン」よりトンデモない展開ではありませんでしたが、主人公を導いたのが 「幽霊」 というあたりが謎でもなんでもなく 超常現象 で片付けられてしまったのがなんともはや・・・。サスペンスなのかホラーなのかどっちつかずの内容でもありました。
幽霊や宇宙人 はある意味伝家の宝刀で、それを持ち出されてしまったらそこに理由の介入する余地はなく、納得するよりほかありません。納得できなければ、「結局何だったんだー」と思うのが関の山です。満点星5個で評価するとすれば、星2つといったところでしょうか。

もう1本が「サイコ」、リメイク版ではなくオリジナル版です。この映画で描かれる精神異常者は、むしろ現在発生している犯罪の方が悲しいかなそれを上回ってしまっているので、気味の悪さによる怖さはさほど感じませんでしたが、カメラアングルや音楽による見せ方が不気味で怖かったです。「何か出てきそうだなー、出てきたらやだなぁ」と思わせる構図と、いきなり襲い掛かる犯人の姿はもし子供の時に観ていたらトラウマになってたんじゃないかと思います。かつて「鳥」を観た時にもしばらく電線にとまる鳥を見て恐怖を感じていましたから、映画の中の怖さを身近なものに感じさせる力があるのかもしれません。人間風呂に入っている時、特に頭を洗っている時が一番無防備ですから、そこを襲われたらひとたまりもないでしょう。
映像的な怖さよりも心理的な怖さの方が後に引くのでタチが悪いです。
リメイク版がどのような内容なのか分かりませんが、新旧比較で観てみようかと思ってます。

映画の他に現在、「エヴァンゲリオン」をエアロバイクを漕ぎながら初めて観てます。単にパチンコで興味がわいたというただそれだけなんですけど結構楽しんでます。ただ最終回が精神論的な意味不明な終わり方をしているということをかつて耳にしたことがあるのでその辺が不安な要素ではありますが、こちらもまた見終わったら感想書くことにいたしましょう。