大学イモの恐怖

朝起きると胃が重苦しい。もっとも昨晩飲み過ぎた、というわけではなくテーブルの上に置かれていた大学イモをしこたま食い過ぎたのが原因のようだ。熱いお茶と大学イモ・・・この組み合わせはある意味凶器ですらもある、に違いない。イモは消化がいいとは言うけれど、物事には限度というものがあるらしい。
日中は雨のせいで蒸すような暑さがあったけれども天候が回復して日が落ちる頃には冷たい風が強く吹くようになった。来週からの冷え込みはいかほどのものになるのだろう。気が付けば11月も半分が過ぎようとしていることだし。

ポポロ2は、さぁいよいよサーカスの誘いにー!誰に話しかけても嬉しそうに見える。タキネン村の豚ですらそんな雰囲気を感じ取っていたくらいなんだからそりゃあもう並々ならぬ嬉しさに溢れていたことは想像に難くない。ナルシアの気持ちもまた然り。そんな様子を見ているこちらまで嬉しくなってしまう。
そんな時に、ナルシアにあのような厳しい忠告をしなければならなかったギルダの心はどれほど痛んだことだろう?800年という時間の流れの中にかつて何が起きてしまったのだろう?
翌日サーカスの当日となり、会場に向かおうとしたのはいいものの2人で歩き回る姿があまりにも嬉しくてあっちウロウロこっちウロウロ、これじゃあなかなか先に進まないけれども、それでも歩き回らずにはいられない。