初体験

今日は当直明け、朝の午前2時に起きて仕事をしていたから朝日が目に染みる。目を閉じるとジーンと心地よく秒殺で眠りに落ちてしまいそうなほど。しかし今日はいろいろとやることがあるので寝てばかりもいられない。そんなわけで帰宅して熱いシャワーをざっと浴びる。やはり眠い時には熱いお湯が一番のようでおかげですっきりと目が覚め、早々に行動開始。明日が母の日ということもあり、希望があってブルドッグのブリーダーのところまで一緒に出かけることにする。
その前にまずは映画館に。24日に先々行ロードショーとなる「マトリックスリローデッド」の前売券が今日から発売になるのだ。今からが待ち遠しいこの映画、せっかくなら一番良い席で堪能したい。映画館の窓口で尋ねると今ならどの席でも選べますとのことなので、真ん中の列の真ん中の席をゲット。ついでに前売特典の携帯ストラップももらう。それにしても映画の前売券を座席指定で2週間も前から買えるとは非常にありがたい。
さて、今までにペキニーズやパグを飼い、町中でフレンチブルドッグを見かけたことはあるものの、ブルドッグだけは実物を目の当たりにしたこともなければ触ったこともない。まさに今日がブルドッグ初体験の日、ということになり、向かう道中楽しみで仕方がない。難なく目的地についてブルドッグを見せてもらうことに。待つことしばし・・・うわわわ、きた、きた、きたぁーっ!うおぉぉ、すげー!でけー!、ぶちゃいくー!などなどもはや言葉にならない言葉が頭の中を巡っているうちにどしどしとコチラに突進してくる。さすがにひしゃげ犬マニアでなければあんなものが突進してくれば最初は逃げ出してしまうかも。小さな子供だったら10人中9人は泣き出して逃げ出してしまいそうなくらいの威圧感と迫力に満ち溢れている。しかしずっしりとくる体当たりをものともせずに顔舐め回させてでなで繰り回していると非常におとなしく気持ちのよさそうな表情をする。あぁ。たまらんなぁ最高だなぁと戯れていると何匹も見せてくれる。ちなみにこのブリーダーはドッグショーで賞を取ることを目指しており、ブルドッグに対する意気込みは相当のもの、軽い気持ちで見に行ったら2時間近くたっぷりと講義を受ける結果となった。なんでもブルドッグを飼っている人のことを「ブルドッガー」と呼ぶらしい。飼うんだったらぜひショウに出すことを前提に、隠れた名犬にしてしまってはいけませんよ、などなどちょっと一般的なペットの飼い方とは違うような熱の入れ方に若干首をかしげる場面はあったものの、それでもなるほどな、と納得させられる部分もあった。やはり飼うからにはそれなりの責任を持って本来のブルドッグのあるべき姿に育て上げなくてはいけないのかもしれない。最後に生後4ヶ月程度のオスメスの子犬を見せてもらい、その愛らしさに目が釘付けとなる。生後4ヶ月というのに既にパグの成犬並の大きさ。最初はおびえていたものの次第に慣れてきたのかよってきてはひっくり返ってお腹を見せるほどになり、時間を忘れて精一杯戯れる。気になる値段を尋ねてみると40万円はするとのこと、とりあえずしばらく考えてみることにしよう。
さすがに朝から出ずっぱりで午後4時近くに家に着く頃には眠気が襲ってくる。2時間ほどうたた寝するつもりが目を覚ますと7時前になってしまった、うー、いかんいかん。一昨日LANボードを取り付けたのはいいものの音がでなくなってしまい、起動にもやたら時間がかかるようにもなってしまったので原因の究明に乗り出す。おそらくはサウンドボードとの競合だろう、ということで再度ボードを挿す場所を調整してみるといとも簡単に直ってしまった。やっぱりパソコンは音が出てくれなくっちゃ、ということでそのままついでに「アニマトリックス」の最新のお話を観ることに。通信が安定したおかげで100メガバイト以上の動画ファイルをリアルタイムで再生してくれる。なるほどこういう設定が裏にはあったのか、と非常に興味深いものであった。こういうものがネット上でタダで観ることができるというのは本当に凄い。
生まれて初めてブルドッグを触ることになった非常に充実した1日、大満足!