38万キロの虚空

朝は相当冷えました。職場に着いてもやたら寒く、ふと外を見たら見事に吹雪いてました。すぐに収まりましたが、それでも雪が降ったりやんだりしていたので、寒いのも納得です。

帰り道、実に月がきれいに輝いてました。見事に輝く月を眺めていると不思議な気分になります。

科学は月にうさぎもかぐや姫もいないことを明らかにしてしまいましたが、それでも科学に振り回されて何かを信じる心までは失くしたくありません。科学も大切ですけど、科学から離れた見方をするというのも同様に大切だと思うわけなのですよ。

と、帰り道のほとんどを空を見上げながら感慨に耽ったところで、家に戻れば取り組むべき「現実」がちゃんとあります。明日テレビの引取りがあるので、軒先まで運び出しておく必要があります。さすがに明朝から体力全開したくはないので夜のうちに済ませておきました。今回は転がしながら左右交互に二足歩行よろしく動かすことができたので苦労はありません。ただ油断して手を滑らせようものなら大変なことになりかねないので気は張りましたけれど。ひとまず第一陣はこれにて終了。

そして音の出ないアンプとの戦い。映像も出る、テレビから音も出るので接続に間違いはありませんが、どうしてもアンプから音が出てくれず、イロイロ設定を変更してみてもなんともなりません。説明書の「故障と思った時には」のコーナーを見てもまったく該当する項目も見つからずお手上げ状態。試行錯誤しているうちになんとかなるような雰囲気もなし。
それでもパラパラと説明書を読み進めているうちに、関係ありそうな項目が見つかりました。どうやら音声信号をテレビに出力するかアンプに出力するかの選択ができるようです。期待をこめて設定画面と説明書を交互に見比べつつ、設定を済ませたところやっとアンプから音が出るようになってくれて一件落着。
終わってみればどうということはありませんが、それでも厚い説明書の中のほんの一角にしか書かれていない内容なので、今回たまたま目に付かなかったらきっと明日も頭を抱えることになっていたかもしれません。いやはや難儀なことです・・・が、これはこれで挑み甲斐があるので実際のところ楽しんでます。