パラソルチョコレート回帰線

「パラソルチョコの歌って知ってます?」
いきなり聞かれて一体全体何事かしらん、と思うものの、当然ながらに知らないはずがない。
「あの『魔女はお家に帰れない~♪パッパッパラソル、チョコレート♪』ってヤツ?」
途端に「ほーら、やっぱり知ってるじゃーん」と一部から安堵の声が上がる。なんでもこのCMの話が出た時に知らない人が多かったのに不安を感じていたらしい。もっとも知っている派と知らない派との間には明確なジェネレーションというギャップがあるから年齢的な差によるものであるのは間違いない。試しに年上の別の人捕まえて同じ質問をしていたらやはり知っていた。

「面白い本があるよー、電車の中で読むとヤバイんだ」
自分と同じく「裸の銃を持つ男」の映画をこよなく愛する人のオススメだけにこれは期待が持てる。誤植ばかりを集めた本、というのでVOWシリーズの本かな?と思って見てみたら大当たり。VOWの誤植モノばかりを1冊の本にまとめ上げたというある意味素晴らしい本である。某D印刷にて営業活動していたころは誤植、と聞くと背筋が凍る思いをしたものだけれど、こういう誤植モノは第三者的に楽しむことができる。数ページパラパラ目を通しただけで思わず大笑い。一度笑いのツボに入ってしまうと後からガッツンガッツン連鎖反応的にツボが刺激されてしまうのがたまらない。よし、ぜひともこの本は購入しておかなくては!

10日に1度の泊まり勤務、ということで午後8時を回ったところで仮眠体制に入る。寝る前に、職場全員に配る資料カードを作成するべく、プリンターで印刷をかけておこうと軽い気持ちで準備を始めたところ、またもネットワークの不調でプリンター作動せず。悪戦苦闘しても状況は好転せず時間は着々と過ぎてしまう。あまり仮眠時間を削るわけにもいかず、後ろ髪を引かれる思いで撤退。
しかし布団に入ったもののなかなか寝付けず、寝付けないでいるうちに隣で寝ている人がゴーゴーと巨大ないびきをかき始めて余計に寝付けなくなってしまう。このいびき聞いてたら絶対に寝られないんじゃないかなぁと心配になってしまったものの、気がついたら眠りに落ちていたのだから、人間どんな状況でも寝られる時は寝られるものだ。