ディープ・インパクトの恐怖

これまで雨が降らなかった分、ここぞとばかりに朝から大雨がザーザー降り続けている。これでダムが多少なりとも潤って渇水状況が緩和されることを祈ろう。ただ・・・なんでこれから出勤しようという時に、そして駅から家に帰ろうという時に限って雨の降りが激しくなるのか・・・ひ、日頃の行いの賜物?!

そんなどんよりとした雨降りの雲の上、さらに上空の上空の宇宙空間ではとんでもない実験がNASAによって行われた。太陽の周りを周回している彗星に金属の塊をぶつけようというとんでもない計画だ。いくら科学技術が発展しているとはいえ、宇宙空間に周回している彗星に洗濯機大の物体をぶつけるなんて、一体どれほどまでの精度が要求されるのだろう?野球ボールに例えたら、何キロ先のどれ位の大きさの的を狙うのと同じになるのだろう?秒速10キロ、時速にして3万6千キロという凄まじい速さ!その光景を想像するだけでワクワクしてしまう。「彗星にモノぶつけて中の構造観察したれー!」よくこんな計画が通ったものだと思う。賞賛の意味を込めて素晴らしき大バカ計画だと称したい。
どんな映像を見ることができ、何が分かり、太陽系のどんな歴史が解明されるのかが非常に楽しみ。

・・・数年後、1つの彗星が地球に衝突する軌道を描き、人類滅亡へのカウントダウンを刻んでいた。あの時・・・あのような実験さえしなければ・・・

などという心配は全くもってないらしい。しかし世の中に100%安全ということはないので全くもってでたらめな心配と笑って忘れられるほどのものではないはず。などとSFめいた思考を巡らせたくなるような、まさにディープインパクトな驚愕を禁じえない壮大な実験の成功に乾杯!