名古屋オフ2005、開催!

<オフ会準備編>

いよいよオフ会の日がやってきた。忘れ物がないよう入念にチェックを行い、会場等の確認を行うべく少々早めに自宅を出る。駅までの道すがらに掲示板を確認すると少し遅れまーすとの連絡に加え、いよかんさんから参加できなくなってしまった旨の連絡が入る・・・むむむ、ジャンプフェスタ以来のご無沙汰となっていただけに残念だけれど、まだままオフ会は続くので次のお楽しみということにしておこう。
まずはボーリング場に向かい、今日の混雑状況の確認。ダメ元で確認するもやはり予約は無理とのこと、日曜日なのでレーンを連続で確保するのも保証できないとのことで、この辺は例年通りのことなのでいかんともしがたい。ランチバイキング終了後に実際に来てから状況を見て考えよう。
次はカラオケ会場。以前にも行ったことがある店ではあるものの店名を確認してなかったので、念のためにと見に行くと・・・見当たらず。おかしいなぁと電話帳と携帯電話の通話履歴を確認すると、どうやら記憶していた店と予約した店とは全然別物で勘違いしていたようだ。改めて判明した店名を便りに無事にお店にたどり着く。カウンターで予約確認をして間違いないことが確定してほっと胸をなでおろす。やはり早めに出てきて会場のチェックをしておいて正解だった。

<オフ会集合編>

これで後は集合場所で待っていれば大丈夫だ、カラオケ店を探していたおかげで時間も頃合だ。行ってみると既に到着していたのは深夜高速バスにて遠征のたの・しんさん&ノリス&燐さん、つぇきさんにブロが到着していた。燐さんとは今回は初対面となるけれど、噂に聞いていた話とそのまんまー!ということで思わず納得してしまう。イラストを見せてもらったり話をしているうちに、着々と終結する。事前に少し遅れまーす、との連絡が入っていたメンバーもさほど大きく遅れることもなく無事に合流できて一安心。昨年の名古屋オフ以来となるしみさん、ういっちさん、久し振りとなるboltさん、夏コミや映画オフ以来となるヴァンガードにおかいちさん、すみさんにリュナンさん、ブロンド髪&黒マントにて駆けつけの鈴姫さん。鈴姫さんにはここでお土産の静岡限定プリッツを頂く。本当はラブリーなパグ犬ブーツキーパーを予定してくれていたものの残念ながら売り切れとなってしまったらしい。いえいえ深く感謝ですー。
その後も関西迷コンビのおーともにピエロン、そして今回初参加となるアルスさん・・・と集合状況を確認しつつも、既にこの段階で今回最大のミスが原因となる事態が継続しており非常に焦ってしまうことに。
今回の集合について、集合場所は書いておいたものの集合場所でオフ会のグループを示す目印となるものを用意していなかったものの、それでも「まぁ雰囲気で分かるんじゃないかなぁ」と軽く見ていた。しかし初参加の人だとこちらの顔は知らないし、こちらもその顔が分からないのだから後で考えてみると楽観的過ぎる、と言われても仕方がない。掲示板を見るとピノン・パカプカさんより、「集合場所には来ていますが、みんながどこにいるのか分かりません」との書き込みがされており、思わず冷や汗が流れる。すぐに一番目印になりそうな鈴姫さんの金髪&黒コートのことを返信したものの、それでも一向に誰かが近寄ってくる気配がない。これはまずい、本当にまずい!そこで周辺をぐるりと見回してみると誰かと人待ちをしているものの、相手がどこにいるのか分からず付近を行ったり来たりしている人が目に飛び込んできた。「多分、あの人に違いないだろう」と半ば確信を持ち、声をかけてみることとした。

「あの、人違いだったら申し訳ありませんが、ピノンさんではないですか?」
「いえ、違います、私日本人ですから」

・・・やってもうたー!人違い勘違いも甚だしい。半ば間違いないと思っていただけにこれは非常にショックだ!人違いを謝り、みんなのところに戻って苦笑いしつつ今の状況を説明して大笑い。そりゃ声をかけた人にしてみたら狐につままれたような思いをしたに違いない。そんな大ボケをかましている間に状況は・・・まるで進展せず。さらに掲示板に「目印探してるんですけど、まだ見つかりません」との続報がアップされる。ということは間違いなくこの周辺にはいるはず、再び周りを見回すともう1人携帯電話を片手に人探しをしている人がいるのが見つかった。しかしさすがにさっきのことがあるので声をかけるのは非常に難しい。そこで掲示板にピノンさんの特徴を教えて欲しい旨を書いて返事を待つことに。更なる返事を待ちながら、念のため先ほどの人の動向を目で追いかけておく。そして掲示板に書かれた特徴を確認・・・やはり今度こそあの人で間違いない!すぐに追いかけて今度は100%の確信を持って尋ねてみるとまさにビンゴ!目印を用意しておかなかったことの非礼を詫びつつ集合場所に戻り、ここにようやく今回のオフ会メンバーが全員揃うこととなった。オフ会と言えば毎回何らかのトラブルが名物、ではあるけれどしっかりと次回オフ会の際の反省材料にしよう。ちなみに掲示板には今回不参加のにしぴいさんからの書き込みがあり、集合場所を間違えて新宿アルタ前に行ってしまったらしい。はっはっは、なんでやねん。

<ランチバイキング編>

いよいよ名古屋オフの始まり!地下街を通って最初の会場となるランチバイキング「東天紅」へと向かう。結構人出が多いので、後ろを振り返り振り返りつつ、誰かがはぐれたりしないように注意しながら歩く。その道中ピノンさんと話しながら愛用のカメラを見せてもらう。マニュアル機にリバーサルフィルムを使うというのだからこれはもう本格的だ。一緒にいるアルスさんはいきなりの人数で少々緊張気味な様子。
会場で、それぞれ料理を確保して着席したところで、自己紹介を始める。これが少々賑やかにやりすぎてしまったらしく、お店の人から「すみません、もう少しお静かにお願いします」と釘をさされてしまった。ゴメンナサーイ。でも粛々と自己紹介するよりはこれ位の方が面白いかも。ある程度お腹が膨らむまでは席でしっかりと料理を堪能し、燃料補給が完了したところで色んな話で盛り上がる。やはり先日発売日が決まって公式サイトまでもがオープンしたPSP版ポポロに話題が集まる。もしかしてまだ公式ページを知らない人がいたら、と予め刷り出しておいたホームページのプリントアウトとファミ通の雑誌の切抜きを回し読みしながら、目の前に置きながら期待と楽しみのこもった話に花が咲く。実際にみんなでこうして期待を語ることができるというのは何にも増して楽しいことだ♪なぜか一部の席では「メンズ・ノンノ」が広げられていたので「はいっ、そこ読むものが違う!」とツッコミ。その雑誌の中の「年上の女性との思い出」なる記事になぜか一部妙な盛り上がりを見せていた。そしてこの時間を利用して次のボーリング大会のチーム分けと申込書を作成しておく。果たして今回はどのようなチーム編成になるのか非常に楽しみだ。
この場所はビルの25階建てということで眺めが非常によく、たの・しんさんに窓から見える名古屋の名所を紹介する・・・もっとも紹介すると言っても名古屋城位しか見るものがない。とそうこうしているうちにお店を出る時間が差し迫ってきたので、たまたま本で見つけた「バイキングご利用のお客様でこのクーポン券ご持参の場合、お土産のプリンをプレゼント」してくれるという粋な計らいを配りつつ、ボーリング会場への移動体制に入る。しかしバイキングと言えば昔はたくさん食べられたものだけど、随分と入る量が少なくなった。これも年による経年変化なのかしらん?

<ボーリング大会編>

ボーリング場で先ほど予め書いておいた申し込み所を差し出すと、今のところ10~20分程の待ちでいいらしい。さらに少し時間差ができてしまうもののなんとか連続した4レーンも確保しましょう、と嬉しい状況となってくれた。物事ムリだと思ってもひとまず言ってみるだけの価値はあるというものだ。待っている間、ピノンさんがルルティアのアルバムを聴いていたので話をしつつ、ルルティアと言えばこの人だ、ということで燐さんのところに行く。やはりこちらもしっかりとアルバムを持参していた。2人して「『トロイメライ』のイメージでルルティアさんのこの曲を聴くと・・・ショックを受けるかもしれませんよ」と言うのでその「愛し子よ」を聴いてみると・・・う、声はトロイメライのままでも歌詞が怖い。怖いけれどもこれも相手を強く思うがゆえの、そうまでしても相手をつなぎとめておきたい壮絶な歌詞だと考えると、印象が随分と違ってきた。サビのメロディや歌声は素晴らしいなぁ。そしてもう1つはルルティアファンの間で、ポポロセカンドアニメオープニングの候補曲の1つであったと言われている「アラベスク」を聴かせてもらう。今度はあまりにもぴったりな歌詞に感動をおぼえる。「ともだちの歌」よりもこっちを使った方がよかったですよね、とそれは確かにうなずからざるを得ない意見だ。と、この2曲を聴いただけで随分と気に入ってしまったので、ルルティアさんのアルバムを買うことにしよう。
そんなうちに次第次第に順番が回ってきて、間もなく全4レーンに全員が入り、ボーリング大会となる。今回は特に年齢の偏重もなくほどなく分散することになり、どんな結果になるだろう、できれば自己ベストの更新もしてみたいところだなぁ。バラエティに富んだ球があったので、シマウマ模様のゼブラボールを迷うことなく選択する。ふっふっふ、このボーリング球で白黒つけてやるー!
がしかし、これが全然絶不調。思ったようにボールが転がってくれないし得意のパプー投法も通じない。いいコースに転がっても最後の1本が倒れない。イヤな流れだなぁと思いつつ他のレーンの様子を見ているとどこも似たような状況でスコアがあまり伸びていない。レーンの微妙な傾きとと自分のクセとの相性は確かにあるけど、ここまで揃って全てのレーンが不調というのは珍しい。などとしみさんと話していると2人してこの4つのレーンにはとんでもない秘密が隠されていることに気付く。今回並んだのは9~12レーン、そしてそのレーンをまたぐように後方に配置されている11ポンド球置場。そしてそこには燦然と輝く紫色のボールがずらっ!っと並んでいるではないか。「またも・・・紫の呪いだー!」とうなずきあっておおいに納得する。ならば・・・この状況で頑張るしかあるまい、うん。
1ゲーム目が不調で口惜しかったので、2ゲーム目からが本番だぁ!と気分一新にスタートしてみたら・・・これが先ほどに輪をかけての悲しい状況・・・。この分では100にも満たないかもしれない。しかしそんな焦りがボールの軌道に如実に反映されるらしく一向に改善される様子はない。なんとか流れを変えようと他のレーンの偵察に行くと今回は非常に順調だというブロが今にも投げようとしていたので隙を見つけて文字通りぐいっと足を引っ張って妨害をする。後ほど「さっき足引っ張られたのが原因で後の調子が狂ってしまったじゃないですかー!」と実に心外な発言が飛び込んでくる。ふっふっふ、そうではない、それが実力というものなのだよ。その後の様子はまるで変わることなく、リュナンさんにいたっては後方にボールを飛ばしてくる始末、今回のボーリングは本当に波乱含みの展開となった。
全ゲームが終了したところで2ゲームの合計スコア順に戦績表を並びかえる。しっかりと記録しておかなかったのが悔やまれるけれども、ういっちさんとブロが一体何があったの?!と思わせるほどの大躍進、かくいう自分はちょうど真ん中辺りの成績で、栄えあるブービー賞を獲得したのは・・・伏せておくとして、栄えある1位となったのは、えー、誰でしたっけ?(汗
成績順にくじを引いてもらうというまるでスコアが反映されることのない方法で、ささやかながらの景品贈呈をしたところでボーリング大会は無事に終わりを迎えた。

<2次会カラオケ大会編>

始まりがあればいつか終わりはやってくる、名古屋オフはこれを以って閉会・・・また名古屋以外でオフ会が開催される機会にお会いいたしましょう!ということでこれからは有志による2次会のカラオケ大会へと相成る。
「それでは、名古屋オフはこれにて終了しますが、2次会のカラオケ大会がムリな方はいますかー?」
・・・シーン。結果、全くオフ会そのままと呼んでも差し支えないフルメンバーによる2次会となった。カラオケ大会までをオフ会に含めるという計画も立てられないわけではないけど、カラオケの好き嫌いや時間的なもの、参加費のこともあるのでやはりこれは2次会、という位置付けにしておきたい。これをオフ会に組み込むと「カラオケには行かない=オフ会の途中で抜ける」ということになってあまり気分の良いものではなくなってしまいかねない。
とまぁそれはさておきみんな揃って移動を開始する。これはもうオフ会前に場所を確認しておいたから迷うはずがない・・・油断してたらビルの入口を通り過ぎて角を曲がってしまった。幹事さんにはもっとしっかりしてもらわなくてはなるまい!
20人は大丈夫という部屋に上がるとこれがなんとお座敷、というより昔居酒屋のお座敷であった場所をカラオケボックスにしたような雰囲気だ。おかげで靴の脱ぎ掃きでここでも一苦労。カラオケ大会の幕開けとなったのはしみさんが歌うルルティアの「ロスト・バタフライ」。相変わらず済んだ美しい高音に感心して、「どうやったらあんな声出せるんだろう?」と言ったらおかいちさんから「それはしみさんだから出せるとしかいいようがないでしょう」との答え、なるほど確かにそれはおおいに合点が行く。次に続くはおかいちさんのつボイノリオの「名古屋はええよ やっとかめ!」、名古屋ご当地ソング故に地元の人間にはたまらない。3番手は燐さん、初めてなので一体どのような歌声なのだろうと楽しみにしていると・・・これは凄い!その声質にぜひとも中島みゆきの「別れ歌」や「うらみ・ます」を歌って欲しいものだと頷きあう。ぐっと場が引き締まったところで次はブロによるたまの歌。既にたまという選曲自体非常に世代的なものがあるけれど、案の定歌い始めるとしみさんが大ウケしていた。これで場の雰囲気が一変したところで自分の出番、もはやオフ会のカラオケ一発目と言えばこれしかあるまいということでガッチャマーン!さらに続くのはboltさんによる009!オフ会絡みのカラオケはやはりこうでなくっちゃ。さらには関西名コンビのおーとも&ピエロンがシャウトしっ放しの曲を踊りながら歌い上げて全精力を使い果たして倒れこんでしまう。1曲で気力体力使い果たしてどーするんだと思っていたらしばらく後にいつの間にやら復活してプリキュア口ずさみ始めていたので即効で手にしたルーズリーフで2人の頭めがけてガツンガツンとツッコミを入れる。関西人はこれだから油断がならない。再びピノンさんによりルルティアの曲が歌い上げられると、ノリス&燐さんが2人して更にルルティアを歌う、リュナンさんの「凄い男」にドンドン、すみさんの「はじめてのチュウ」にチュウチュウ。でもって凝りもせずに自分の「ギンギラギンにさりげなく」。歌っている一方で地中姿を消したういっちさんがピエトロの浮くに服に着替えて舞い戻り、鈴姫さんとの寸劇が繰り広げられる・・・などとおおいに盛り上がっているうちに時間がみるみるうちに過ぎてゆく。
そろそろフィナーレに向けての曲を入れておこうと「夏気球」「ピエトロの旅立ち」を入れる。予約が一杯なので全曲いっぺんには入れることができなかったものの、「トロイメライ」「月千一夜」「桜見丘」と着々と予約を積み重ねていく。そして始まる、ポポロラッシュ。ほとんど全員コーラスというような状態で「夏気球」を歌い、次の「ピエトロの旅立ち」では、boltさんによるポポロオフカラオケ伝統芸とも言うべき「君がいてくれる」バージョンを交えての混合合唱。歌詞を完全に覚えておかないと画面に表示される「ピエトロの旅立ち」の歌詞にすぐに引きずられてしまうのでこれが相当に難しい。しかし歌詞カードを用意するというのは邪道なので、また次回までにしっかりと歌詞を頭に入れておくことにしよう。
ここでいったんたの・しんさんに歌ってもらっている間に、次なる3連チャンに備えて息を整え体制を整える。「トロイメライ」を歌うのはやはり高音使いのしみさん、「月千一夜」を歌うのはやはり闇使いの燐さんだ。最後を締めくくる「桜見丘」、誰かがマイクを持って主導することなくみんなで歌う。しかし自分は既にこのメロディで感情のスイッチが入ってしまっているので、声の高さをさておくにしても、感情が溢れて歌うに歌えないなぁ。2時間にわたって繰り広げられた熱いカラオケ大会はこれにて終了!
午後6時を回って外は随分と暗くなっていた。ここでアルスさんとピノンさんとはお別れすることに。初めてのオフ会で緊張したり驚いたり目が点になってしまったりすることがあったかもしれないけど、少しでも楽しさを感じ取ってもらえたら幸い、かな。また機会がありましたらぜひともお会いいたしましょう!

<3次会夕べの宴編>

2次会が終わった後に控えているのは言わずと知れた3次会。会場となるのは、去年の名古屋オフで入ろうとして入ることができなかった「世界の山ちゃん」。名古屋名物手羽先のおいしいお店でもあるので、今年こそは!と事前にしっかりと予約をしておいたのだ。ただ人数を読み違えてしまったので予約した席は座席で12名、でもって参加者は16名。なんとかなるだろうとギュウギュウに席を積めて座ってもらったら・・・とりあえずなんとかなった。前向きに考えたらこれくらい密集していた方がお互いに語り合いやすかった・・・はず。成年勢はビールや好きなアルコールを、未成年勢はソフトドリンクをめいめい頼む。ビールのピッチャーを手にして何か物言いたげな関西人と野菜人がいたけれども厳しく却下!あと少しでおおっぴらに飲めるようになるんだからガマンしなさい。
えー、これだけ席が狭いと中々自由に席を移動できないのが難点、それでも誰かがトイレに立ち上がった隙になんとか席を入れ替わる。その反動でヴァンガードが席から離れることとなり、鴨居にぶら下がってもらうという状態に。途中にしぴいさんより携帯に連絡が入り、そこで今回オフ会に参加できなくなってしまった理由を知る。むむむ、よもやそんなことになっていようとは・・・何はともあれ1日でも早く復帰できることをみんなして願いましょう。
飲んでいるといきなり店全体が激しく揺れ出し、すぐに揺れが収まるかと思ったらこれが意外に続く。「高架下のお店だから新幹線が通るとこれだけ揺れるんですよー」などとバカなことを言っていたらこれが場所によっては震度4の揺れとなっていたらしい。地震ばかりはいつ何時発生してもおかしくないのが非常に怖いところだ。9時頃まで飲み食いしたところで3次会もお開きすることとなった。

<締めの茶話会編>

ここで惜しくもういっちさんと遠征組のおかいちさんと鈴姫さんとはお別れ、残ったメンバーは4次会のお茶会のために喫茶店を求めて移動を始める。しかし間もなくしみさんから信じられないようなニュースを聞かされる。なんと先ほどの地震でJR東海道線の運行がストップしてしまったというのだ。新幹線に影響はないものの在来線がストップした状態、果たして先に帰ったおかいちさんと鈴姫さんは大丈夫だろうか?その後喫茶店に入って話をしているうちに鈴姫さんが無事に帰宅できたという知らせを聞いて一安心。
先ほどの居酒屋と打って変わって充実したテーブルのスペースがあるので、ここでポポロの公式サイトのプリントアウトを目の前に置きながらポポロ話に花を咲かせる。

「年表のここがこうだからこうなくてはおかしいんだよー」
「年表でのエレナの扱いがほとんどないのは納得いかない!」
「ピエトロが生まれた時のパウロの姿は随分若くなったね」
「生まれた時からピエトロのもみ上げはくるくる巻きだ」
「ピエトロが王冠を手にしているイラストは福島さんのタッチではないけれど・・・誰が描いたのだろう?」
「なんで謎の魔法使いの説明のところに白騎士の絵が?!」
「ジルバがピエトロよりも1歳下だったのは驚いた」
「サニアが勘当されてからパウロと結婚するまでの5年間に何があったのだろう?」
「若かりし頃のパウロには原作のピエトロの雰囲気が漂っている」
「ファミ通のこのカットは氷の魔王と戦うパウロの姿ではないか」
「ピエトロとナルシアの年齢がともに10歳となっていることの解釈はこう」
「泉のほとりのパウロを見ているサニア王妃の後姿がもう!」

とかいろんな話がポンポンとどれだけでも飛び出してくる。つぇきさん持参のスケッチブックを見せてもらうと・・・おぉ、見事なまでに色んな絵レナが描かれている。黄色と緑を基調にした目にも優しいイラストばかり。ふんふんと眺めながら更なるページをめくった瞬間、黒と紫色の色調が目に飛び込んできて思わず大笑い。な、なんでこれだけエレナが続いた後にいきなり燐さんのヤズムがこのタイミングで出てくるんだー?!あまりの不意打ちでお腹が痛い。そしてその後にはノリスの描いたルナが続いて、軌道修正がなされた模様。一方そんな傍らでしみさんとヴァンガードが受注産業における会社の位置付けという世知辛い話が進行してもいたり。言わんとしていることは見に覚えのあるところなので大いに納得してしまったけれど。
すぐ隣のおーとも、ピエロン、ブロとすみさんが座っている席を見ると・・・3人が完全にグロッキーになって半分寝たような状態になっているではないか!若者はもっと若者らしくシャキっ!とするよーにね。
そしてノリスと燐さんよりイラストの贈呈を受ける。意味深に裏向けに渡された紙を1枚ずつめくってみると、おぉ、これはつい先日リクエストをしておいたナルシアではないか!描き手の思いが込められているイラストは本当に見ていて嬉しくなってしまう。じゃあもう1枚は、とめくってみるとこちらはやはり・・・ヤズム!うぉぉ、このギャップがたまらない!ここでも思わず大笑いしてしまう。いやはや本当に素敵なものをありがとう!
関西勢の出発する時間が迫ってきたところで、喫茶店を後にしてみんなで改札口へとお見送り。すみさんは昨年より仕事が相当に忙しくてなかなかネットにつなぐ時間がないとのことだけれど、また折りを見つけてカフェ等にきてくださいねー。しみさんとヴァンガードは・・・きっと年内にどこかで開かれるオフ会でまた会うような気がするけど、それまではお元気で!

<最後のお見送り編>

残るメンバーは最後の見送りをするべく深夜高速バス乗り場へと向かう。名古屋オフ第5次会、ファイナルステージ。ここで立ち話をしながらまたのオフ会での再会を期す。先発のノリスとたの・しんさんの乗車するバスを見送り、そして燐さんが広島行きバスに乗り込むのを見届ける。ブロよ、頼むから「広島行きのバスってどうやって海を渡るんですか?」という疑問を抱くのはやめてくれ。それはさておき、みんな4月からは新しい生活が始まることになるだろうけれど、今後ともよろしくー!
最後まで残るはつぇきさんにリュナンさん、ブロにおーとも、ピエロンと自分の計6名。リュナンさんとは明日再び会う約束をしたところで別れ、後は全員同方向の同列車。ブロ、おーとも、ピエロンの3人は今晩ぱぐなす亭にてのお泊りだ。つぇきさんよりも一足先に電車を降りることとなったので、つぇきさんともここでお別れ。きっとまた夏辺りに会うことになると思うので、それまではごきげんよう!

<番外編>

駅には幸いタクシーが残っていたのでこの寒さの中30分近く歩くのも大変なので乗せてもらう。地震のことを聞いてみるとこちらはさほど揺れなかったそうな。頼むからタクシーさんの運転手さんに「ここって何県ですか?」と聞くのはやめてくれーい。さすがに本人の名誉のために誰が発言したことなのかは伏せておくことにしよう。
変わりばんこにシャワーを浴び、すっきりしたところで徹夜でどんちゃん騒ぎ・・・するようなことはなく、既に午前2時を回っているので明日に備えてみんなおとなしく寝る事にする。シャワーの順番待ちの間カフェをのぞいて見るとなんと早くもおかいちさんがいたので、おーともを代表にしてほんの少しだけ参加する。さすがにそのまま長時間続けるだけの体力は残っておらず数分にて退室することとなった。
掛け布団が十分にないので、床にマットを敷き詰めて後は暖房をかけて毛布1枚で寝てもらう。もし風邪をひいてしまったときは・・・勘弁してもらおう。スペース的に若干苦しいので、自分はクローゼットの中を引っ張り出してその中で寝るというさながらドラえもん状態。たまにこういう寝方をするとワクワクできて楽しい。