対自分 走り通じて 自己修練

チョイノリのおかげで、15分ほど家を出発する時間を遅らせることが可能となった。朝の15分と言えば非常に貴重な時間である。でもって帰ってくる時も、上り坂を自転車でこぐ苦労もなくなり所要時間も短縮できるのだから、まさにありがたいことこの上ない。特に夏場と冬場に真価を発揮してくれることになりそうだ。

このところどうにも体の調子が悪いというか歯車が噛み合っていないというかなんとなくスッキリしない。春眠暁を覚えず、のとおりに眠いのは仕方がないにしても、どうにも夜になるとノドの辺りに違和感を感じる。風邪のような雰囲気がしなくもない。むしろこういう時ほどしっかり体を動かして汗を流した方がいいのかもしれない。そんなわけで夕食後に支度を整えて走りに出る。
明日は雨との天気予報のとおり、非常に空気がじっとりとしている。まだ雲がそれほど出ているわけではないけど、いかにも何時間か後には雨降りまっせー、という雰囲気がにじみでている。発散しにくいせいか、体調が芳しくないせいか、どうにも体の疲れがいつもより早い。1周目を終える頃にその疲れに「今日はもう引き上げた方がいいんじゃないか」と思う一方で「体調の悪さを理由に早く切り上げたいだけではないか」とも思い、どうしたものかと少々葛藤。まぁこの怠け心を封じ込めることが走ることを通じての自己修練とも言えよう。もちろん本当に体調が悪いような場合のムリは禁物だけど。
そのまま予定通り2周目に入ると、次第にいい具合に疲れが抜けて気持ちがいいものに変わる。走り終えた後の爽快感が非常に心地よい。走っている時はしんどいなぁと思いつつも、これがあるからやめられない止まらない。
汗を流してさっぱりしたところで、部屋で暖かいお茶を飲むと身も心も癒される。そしてこれが明日への活力ともなる!