ノウイング

夜から雨だというので、日中曇っているなら大丈夫だろうと、先に走っておいたところ、思っていた以上にハードでした。直射日光はなかったものの、夜に比べると気温も湿度も上がっているのか、普段と比べると体への負担が半端じゃないです。走る前と後とで体重が1.5キロほど違ってましたから、汗で飛んだ分を考えると、脱水症状に気をつけなくちゃいけないのかもしれません。まかり間違っても炎天下で走るのだけはゴメンです。

するべきことが済んだところで、月曜日がメンズデーで一律全作1000円となる行きつけの映画館に行ってきました。「トランスフォーマー」をまだ観ていなかったので、観ようと思っていたら吹き替え版はやっているものの字幕版の上映は一足先に終わってしまってました。やむなく今日のところは「ノウイング」1本のみとなりました。

ということでネタバレ含めた感想に行こうと思います。もちろん肝の要素は直接的な単語は使いません。

観終わった直後、真っ先に頭に浮かんだのは「だから?」の3文字。トンデモ系とは聞いてましたし、冒頭で地球を俯瞰する映像が出て来た時にも、既にそういうものが出てくるであろうことは見当がつきました。
それもラストのどんでん返しでいきなり出てくるのではなく、早いうちにその存在が示されるので、同じくトンデモ系の「フォーガットン」に比べると意外性はないです。

ただ・・・救いがないんですね。これが何と言っても一番辛いです。気分がネガティブな時に観ると間違いなく凹みます。ハッピーエンドではなく、だからといってバッドエンドではなく、むしろ「こういう終わり方しかできないよね」と納得できる終わり方ではありますが、じゃあこれを観せてどうせよというのか?との思いがふつふつと沸いてきます。これが「だから?」の感想の背景にあります。ちょっと伏字にしておきますが、

「数字の謎は、人類滅亡に対する宇宙人からの警告→でも滅亡は防ぎようがなく、太のにスーパーフレアで人類滅亡→宇宙人が選んだ人類はUFOで別の惑星に運ばれて新たな世界を作る」

これじゃ、なーんにも救われる部分がないんです。
ただ決してつまらん!と一言で切り捨てられる映画ではなく、面白く思う部分もあるので一概に評価できませんが。

数十億年先には、地球どころか太陽系そのものがなくなってしまいますが、その時人類はどんな結末を迎えるのでしょうね?