安眠を 切り裂く電話に 仰天す

日曜日の朝といえど、今日は泊まりの仕事なので、のうのうと惰眠を貪っているわけにはいかない。なんだかんだと1時近くまで起きていたので眠い眠い。
昼食後の休憩時に少し昼寝ができるとよいのだけど、仕上げなくてはならない書類があるので、そんな時間はない。出来るだけ早く仕上げて少しでもボーっとできる時間を作るぞー!と思っていたら書類を仕上げるだけで精一杯。休みの時間は早く過ぎていくけど、急いで仕事を片付けようとしている時の時間もまた早く過ぎてゆく。

晩ご飯を終えて間もなく、英語圏のお客さんがやってきた。日本語でもゆっくり話せば伝わるだろうと身振りを交えて話してもまるで理解してくれない。う、相手が知りたがっていることは分かってはいるのだけど、それを英語でどう伝えればよいのやら・・・。中学で3年高校で3年大学で2年と計8年間も英語を勉強したというのにこんなザマでは我ながら情けないぞー!それでもなんとかボディランゲージと英単語を駆使して2階の窓口へと移動してもらう。後は2階の窓口で頑張ってもらおう。・・・と一安心したら2階から「英語の分かる人いませんかー」と泣きが入る。いや、だからこっちもできないから苦労したんですってばよぅ。それでも何を伝えなきゃいけないのかを聞くと「AとBというものをM県の自宅に取りに帰って、さらにN区ではなくN村区に行ってください。今日がムリであれば数日中でも構いません」・・・はっはっは、ケンカ売ってるんですか、あなたはー!しかし頼まれてNoと言っては男がすたる。つたない英語で一生懸命伝えようとすると向こうも真剣に理解しようと聞いてくれる。こうなったら伝わろうが伝わらなかろうが知ったこっちゃない、文法のことなど気にせず思いつくまま単語を並べてしゃべったろうじゃないの!かつて中国に行った時も伝わらなかったらどうしよう、という不安からなかなか現地で中国語を使えずにいた思い出がある。こういう場合は思い切りが大切。ようやく全てを伝えることが出来て一件落着。こういう時に英語がスラスラと話せると便利なんだけどなぁ。駅前留学・・・してみよっかな。

寝る前に精神的エネルギーを思いっきり放出したところで午後9時近くに布団に入る。起床時間は午前2時前。さてさてこんな時間に熟睡できるだろうか?
布団に潜り込んでいつのまにか眠りに付き、ふと目を覚ます。随分と寝た気がするけど、あとどれ位寝ていられるかなぁと半分起きて半分寝ながらぼーっとしていると突如寝室の電話が鳴る。もっ、もしかして寝過ごしてしまったのか?!と暗闇に時計を透かせてみると午前2時!ひょえぇぇ!と慌てて布団から飛び出して電気をつけもう一度時計を見ると午後11時50分・・・どうやら長針と短針の位置から午前2時だと錯覚してしまったらしい・ということは布団に入ってから3時間も経っていないということなのか。十分に寝た気がするんだけど。そんなわけで叩き起こされて仕事に復帰することとなった。こりゃ長い夜になるぞー。