阪神ファンの屈折した喜び

以前にポポロのガシャポンを購入したお店から新商品紹介のDMが到着する。

「 [緊急発売] SR 侍魂 Part1.5 」

・・・侍魂と言えば、ブラジャー頭にかぶった武士がトップに飾ってあるあのサイトだ。一体どんなガシャポンを販売する気なんだろう?
不思議に思いつつ早速サイトを開いて確認してみたところ、画面に現れたそのフィギュアはサムライスピリッツ。ややこしいっちゅうねん。もっともサムライスピリッツの方が元祖だから、「侍魂」という単語で、あっちのサイトを連想してしまう方が問題なのかもしれない。勘違い甚だし。

ついに阪神が甲子園にて優勝を決める。嬉しいんだけど、2年ぶりの優勝なのでなんとなく物足りない。これまでは20年位優勝できず鬱屈がたまっていたところ優勝、というパターンだったから、解放された時の喜び・盛り上がりといえば相当のものだったから、2年ぶりというのがどうにも阪神らしくない。これもまたひねくれた阪神ファンの姿なのやもしれず。が、日本シリーズがまだ控えているので、これで日本一になればそりゃあもう大いに盛り上がることこの上ない。
かの道頓堀には飛び込み防止用に3メートルのフェンスが設置されたけれど、果たして今宵阪神ファンはいかにその喜びを表現しているのか大いに気になるところではある。明日の朝刊を楽しみ。

しかし・・・愛知県にいながら阪神ファンを主張すると、特に今年は中日と優勝を争っていただけに、あまりに喜びすぎると周囲の刺すような視線が飛んでくる。これまでは「20年近くぶりに優勝したんだからいいじゃないですか」とそれなら仕方ないと思わせるだけの状況だったけど、今回はその言い訳は使えそうにない。今日は六甲おろしでも熱唱しながら寝ることにしよう。