1年を 締める恒例 冬の陣

冬コミ目指して東京に。朝7時過ぎの新幹線なので、起きる時間は普段とあまり変わらない。昨日のうちに必要な支度は済ませたつもりでいたものの、家を出る直前になってあれこれ確認しているうちに、無駄に時間を過ごしてしまい、大慌てで家を飛び出すハメになってしまう。
ギリギリの電車を選ぶと「万が一事故などで電車が遅れて新幹線に間に合わなかったらどうしよう?」との不安がどうしてもつきまとってしまう。かといって1本早い電車を選ぶと、時間通りについた場合相当名古屋で時間をつぶさなくてはならなくなるので悩みどころではある。
新幹線に乗ってしまえば後は終点の東京に着くのを待つだけだから、くつろいで寝ていれば大丈夫。こだまなので3時間近くかかるけれど少し寝ておこうという場合にはのぞみよりもこちらの方がありがたいし、車内販売のドリンク付で9000円という値段で、回数券の使えない年末時には非常にお値打ち。

当初は東京駅で降りるつもりが、何やら品川駅に到着する頃になると車内の動きが慌しくなってきた。カートを引いた、おそらくは行き先を同じくする人達もほとんど品川で降りようとしている。ん?もしかしてわざわざ東京駅まで行かなくても品川で降りた方が便利なのかも?
早速携帯で乗継案内で検索してみると、どうやらその通りらしい。実際乗り換えの手間も東京に比べるとスムーズなので、次回からは品川を使うことにしよう。

そしてりんかい線に乗り国際展示場駅に降り立てば・・・やはり凄まじい人の波。時間は10時半過ぎ、この分だと正午までに入ることができるかしらん、と不安を感じつつ並んでいたところ、今回は昨年のように「建物は目前に見えているのに迂回するようにぐるぐる列が動いているから近くて遠い入り口」のような状況ではなく、そのまままっすぐ建物に向かって列が動いていったので、30分もかからずに入場することができた。なるほど、深夜高速バスで朝一番から並ぶのと10時過ぎに並ぶのとでは、これほど大きな違いがあるわけだ。ただし、会場に入ってからの混雑と熱気はどの時間に入ったところで変わりはない。
愛知に比べると東京の気候は実に暖かい、いや暖かいを通り越して暑いくらい。

まずは泰平楽のおさむさんのスペースに・・・とその前にアイテムを装着。メデューサ+バイク用風防マスクの合体技、でもって首から下はパイロットジャケットにレザーパンツにブーツというスタイルなので、完全にミリタリー系のスタイルになっている。

スペース前で待っていると、「なんか怖い人がいる」「こっち向いているような感じだから目を合わさないようにした方がいい」などなど・・・案の定不審人物に見られてしまったらしい。ゴーグルを外して正体?を明かしたところでようやく安心してもらえる。うーん、さすがにこの格好は考えものであったか・・・今日のところは蒸れて暑いこともあるからやめておこう。
スペース前でイロイロ話をしていると、何やらお客さんが。「どうもばたくらです」なぬー!ビックリして振り返って声をかけると向こうもビックリ。いやはやまさかここで会おうとは夢にも思わず。再びみんなして話しているうちに、別のお客さんが来て話し込んでいる。と、そんな時におさむさんから「あ、パグさん、こちらが富田です」とそのお客さんを紹介されて再びビックリ。一緒にいたばたくらもビックリ。その2人の姿を見て富田もビックリ。なんだか今日は驚き尽くしの冬コミだ。
で、さらに話しこんでいるうちにつぇきさんとノリスとも遭遇。フフフ、さすがに常連メンバーなので驚くことはさすがにない。

しばらく話した後、少し見に行きたいスペースがあったので、その場を後にして、いったんホールの外に出る。とそこで、いきなり「あれ?パグさん?」と声を掛けられるので振り返ってみたところ、その声の主はリョウタさん。これだけの人ごみの中でまたもピンポイントに声をかけられようとはさらなるビックリ。サイトを休止してその後どうしていると心配だったけれど元気そうでポポロ熱も変わることなく健在だったので一安心。北米版ポポロを堪能してもらいつつ、その場でしばしのポポロ談義。いやはや今日は遭遇運に恵まれているらしい。

そうこうしているうちにミニオフ開始の午後1時が迫ってきたので東ホールから西ホールへと移動を開始する。距離的にはそれほど離れていないけれど、人ごみが凄いので思いのほか時間がかかってしまい、約束の午後1時が迫りつつあるので非常にヤキモキ。待ち合わせ場所に着くとすぐにネルとその友人のモモさん、そして番茶さんとすぐに合流が出来たので、目印の旗をかざして集合を待つ。その間にネル持参のねこだま風船パート2やら1個4700円もするという大道芸用のボールやらイロイロ見せてもらう。世の中まだまだ未知の領域が存在するらしい。
そんなこんなと、たの・しんさん、リュナンさん、甘栗さんと順調に集まりつつ話している中に、今回お初となるゆーすたすさんが到着する。急ごしらえの小さな目印だったけれど、なんとか見つけてもらえたらしく、改めて目印の重要性を再認識させられる。あまり時間がないとのことでゆっくりと話すことはできなかったものの、こうしてまた新たな縁が広がっていくのは嬉しいこと、次回また機会がある時にゆっくり集まることといたしましょう!お土産をもらったので、みんなで仲良く分け合う。
にしぴいさんも会場には来ているものの、すぐに合流出来そうにはないので、ひとまずポポロスペースへと移動を開始する。例によって移動はままならない状態で、ややもするとバラバラになりそうになるので油断は禁物。ポポロスペースであいさつをしつつイロイロ本を購入しつつしているうちに、にしぴいさんとも合流ができ、無事にミッションコンプリート。
そんな折に何度かノリスから連絡が入るものの、おそらくは全国で一番電波が集中している会場だけに電話はつながらないしメールも届かない。何度か電話しているうちに会場内のレストランにて食事していることが判明したので、みんなして移動・・・とここで残念ながら甘栗さんが用事があるということでお別れすることに。オフラインで何やら忙しくネットから離れることが多くなるかもしれないとのこと、小説頑張ってくださいねー。

レストランで無事につぇきさんとノリスを発見するものの残念ながら9人全員がまとまって座れる席は確保できなさそう。しかしごっそり空いているテーブルが間もなく見つかったので行ってみると、なるほど窓際で暑いからみんなこの席を敬遠してたわけね。机をひっつけ、椅子を他の席から移してようやく席が整った。会場内のレストランでいかに大人数がまとまって座ることのできる席を確保するかがミニオフの悩ましい問題、今後考えなくてはいけないことと言えよう。
その後、諸般の都合で会場を離れることに。みなさん今度は名古屋オフにてお会いいたしましょう~。

重厚で至福な時間を過ごし、一路名古屋に。これで年内の行事は全て終わったので、心置きなく年末を過ごすことが出来る・・・仕事の有無は別にして。