ターミネーター4

財布の中に映画館の会員証が入っているので、職場まで財布を取りに行くところから今日1日が始まりました。その後、東急ハンズで配線カバー等を買い、大須でスピーカーケーブルを買い、昼食を終えたところでいったん帰宅。

これで自室のオーディオ環境を9.1チャンネル化します。きっちり場所を測って壁に穴を開けたり、ケーブルの配線を処理したりと手間はかかりますが、こういう作業はウズウズするので楽しいんですよね。一部テレビのラックを組み替える必要もあって、パーツを楽天市場から取り寄せ中なので、本格的な作業は来週末になります。果たして、その効果やいかに?!

一息入れたところで近所の映画館に、「ターミネーター4」を観に行くべく、バイクでいざ出陣!午前中はすっきりしない天気でしたが、午後からはきれいに晴れ上がって実に気持ちがいいです。
先行上映なので結構混んでるかしらん?と思いきや、1列に2~3人しか座っていないガラガラ状態でした。

映画の予告では「GIジョー」と「ノウイング」が予告編的には結構そそられました。「トランスフォーマー リベンジ」はもはやCGというよりは実写ニメーションと呼んだ方がいいのかもしれません。もう映像的には何でもアリになってますが、それでも内容に期待したいところ。

さて、肝心要の「ターミネーター4」の感想ですが・・・しばし改行した後に続けます。

あまりにもひどかった「3」のようなことはなく、つまらないわけではありませんが、だからといって面白い!というものでもなく、中途半端な感じでした。
内容としては、続編というよりは「ターミネーター0」的な位置づけになってます。スターウォーズ同様に、後から作る作品で、前作につながる中身を描こうとしているのでしょう。ちなみに「3」はまったくなかったかのような内容なのが個人的には痛快です(笑
イロイロとツッコミどころが満載だったため、散漫な印象になってしまったのかもしれません。いくつか列記してみると・・・

・ ジョン・コナーと新ターミネーターのマーカス・ライトのどっちに重点を置きたいのかはっきりしない。
・ そもそも、死刑囚のマーカス・ライトを、なぜサイバーダイン社は実験台に選んだのか?
・ スカイネットがカイル・リースを抹殺リスト第1位に挙げているにもかかわらず、生かして牢屋に閉じ込めているのはなぜ?
・ 人間らしく振舞うようプログラムされたマーカスが、自らの意思でチップを破壊してスカイネットの干渉を断ち切れるものなのか?
・ 捕らえられたマーカス、簡単に逃がされすぎ。
・ わざわざボロボロになったマーカスをきれいな姿に戻した意味は?
・ せっかく登場したあの姿のT-800、すぐに火ダルマにして金属骨格の姿にしてしまうのはあんまりだ!

などなど、著しく破綻しているわけではないんですけど、1&2の猛烈なファンとしては、そうした部分がどうしても気になってしまいます。
ただ、結構1&2に対するオマージュがあるようで、トラックで逃走するシーンや溶鉱炉の場面、トラップ用の音楽に「You could be mine」を使ったりしてます。「Come with me if you want to live」や、半ば強引な感が否めませんでしたが、「I’ll be back」のセリフもありました。予備知識なしに観たおかげで、後半で登場する○ー○○○・○o○○○o○o○ーにもビックリさせられましたしね(しかも「1」の姿で!)。

「1」がサラ・コナー、「2」がジョン・コナーをめぐる物語で、「4」はカイル・リースをめぐっての内容だと思いきや、それほどのものでなく。それにジョン・コナーのカイル・リースに対する苦悩は既に「2」の小説版の冒頭で描かれてますから、敢えて今回の作品でそこにスポットライトを当てる必要があったのかな・・・とも。
「2」のゲームセンターから用水路の追跡劇のような見所に乏しいのもうーん、という感じです。
まぁ要するに不満タラタラなわけですが(笑)。「3」のように観終わったあとにいやーな感じが残るわけではありませんが、それでも釈然としない部分はいくつか胸に残ってしまったのでありました。
ただ、これはジェームズ・キャメロンの2作に深い思い入れがある上での感想なので、一般的に観ればどうなのかは分かりませんが、あまり興業的には伸びないような予感・・・。

そうしたもやもや感を吹き飛ばす意味も込めて、今日からジョギングで走る距離を倍増しました。

ペース的には5キロでも10キロでも変わりませんが、やっぱり疲労度は全然違います。走った直後に体重計ったら60キロを切っていたのでエネルギーの消耗も激しいようです。疲れますけど、走り終わった後の爽快感が格別なのでやめられないんですよね、これが。