雨過ぎて ひそかに聞こえる 秋の声

明け方凄まじい轟音で目を覚ます。窓を見るとまるで天の底が抜けたのではないかと思うほどとてつもなく激しい勢いで雨が降っている。慌てて飛び起きてあちこちの部屋の窓の確認。いやはや今まで雨が降らなかった分がまとめて降ってきたような感じだ。
窓を閉めながらふと思う・・・ん?てんのイビキが聞こえてこない?もしかしてちょうど今散歩に行っている真っ最中なのでは?!
起きるにはまだ早いので再び布団に潜り込むと、雨が小降りになるとともに、外からゼーゼーハーハーという聞き覚えのある荒々しい息遣いが聞こえてきた。どうやら本当に散歩に行っていたらしい。後で話を聞いてみると、散歩中イキナリの雨で傘も持っていなかったので、よその家のガレージで雨宿りをしていたらしい・・・たとえガレージといえども他人の敷地内に勝手に足を踏み入れると住居侵入罪になるんだから気をつけて欲しいところ。

その後も降ったりやんだり降ったりたんだりと安定しない天気、さらには夜には秋の到来を予感させるような涼しい風が吹き出す。まだまだ暑さは続くと思うけれども、やはり着実に季節は変化を見せつつある。

来月のアレのためにしばらく慌しい毎日になりそう、はふー。