映像も ネットも断する 想定外

いよいよ最後の試験が明後日に迫ってきた。口述試験だから身だしなみはとても大事。髪の毛ボサボサだったり服装がヨレヨレだったりするのは許されない。・・・やっぱり髪切らなくちゃダメだよねー。髪は切った、見事に落ちた、なんてことになったら髪返せー!なんていう悲劇になってしまう。ま、一生の中で何度もあるわけじゃなし、腹をくくるしかあるまい。丸刈りータ!

「すみません、スポーツ刈りの少し長めの感じでお願いします」

この注文にお店の人もどれほど切っていいものやら判断がつかないらしく、最初ははさみでチョキチョキ切っているだけなので本当に大丈夫かしらんと心配していたらおもむろにバリカンが登場した。
いやー、バリカンの破壊力は偉大だ。あっという間に青々したスッキリ頭になってしまった。どれでも思っていたほど短くなってしまったわけでもなく悲惨な髪型でもないので一安心。なんというか人類から類人猿に逆進化したような自分の姿が鏡のむこうで不思議そうな表情をしてたたずんでいる。ま、これだけスッキリさせれば文句はあるまい。

今回は目を三角にしてあれもこれも覚えなくちゃいけない、というものではないぶん気楽だけれど、当然に予期せぬ問いかけにはその場で臨機応変に返答しなくてはならない難しさもあるから一長一短だ。パラパラ資料を斜め読みしているうちに疲れてきたので一息いれるべくテレビタイム、水曜日の午後9時はトリビアの泉。
おもむろにテレビの電源を入れると砂嵐。どこのチャンネルに合わせても砂嵐。あれ?分配器の電源でも抜けたのかなと確認してみても異常なし。もちろんケーブルとテレビとの接続にも問題はない。自分の部屋だけではなく全ての部屋で同じ状況であるところをみると、おそらくケーブルテレビ会社で大きなトラブルがあったに違いない。一度会社のホームページで何か情報が載っていないか確かめておいた方がよさそうだ。
しかし・・・テレビの映像に続いてネット接続もダメ。ケーブルモデムのステータスランプを確認すると、完全に信号がダウンしてしまっているらしい。こりゃダメだ。最後の手段に会社に電話をかけると同じような問い合わせの苦情が殺到してしまっているらしく「ただいま電話が大変混みあっております・・・」のメッセージが空しく繰り返されるばかり。どうやらただただひたすらに復旧されるのを待つしかなさそう。
ケーブルテレビもインターネットも同じ会社だと今回のように万が一の時には困ってしまう。とはいえフレッツ光はまだサービス始まる気配もない、むむむ。

結局テレビは10時半頃に復活するもネット接続は待てど暮らせど全くダメ。お手上げ状態なのでこうなったら寝るしかあるまい。