目に見えぬ 金利と言う名の 難敵が

朝イチで犬2匹を獣医さんのところに連れて行き、その後は金策に走り回ることに。もっとも緊急事態で切羽詰った状況に陥ったわけではなく、前々から考えていた住宅ローンの借り換え。ゼロ金利解除が現実的なものとなっている現在、将来の金利上昇を見越して今のうちに長期固定で借りておいた方が、将来金利が上昇した際のリスクを回避することができる。

ということで現在M銀行で借りているものをS銀行に借り換えすべく役場等を回って必要な書類を集めなくてはならない。とりあえずはM銀行に寄って、現在の残高等を確認するついでにわざわざよその銀行に借り換えしなくてもいいプランがあるかどうか尋ねてみることにした。
懇切丁寧なアドバイスと試算を繰り返す。確かに今の低金利を見越して長期固定のプランに切り替えるのはオススメの方法だという。ただ、

①全期間固定にすると現在の低金利のメリットを活かせない
②かといって低金利を活かそうとすると将来の金利上昇が不安

どちらにもメリット・デメリットがある。しかしさすがに商売上手な銀行だけあって、ちゃんとそれぞれのメリットを活かせるプランが用意されている。全期間固定分と変動金利分の2本立てで借り換えプランがあるらしい。これだと確かに全期間固定ほどの安定性はないにしても、低金利のメリットを活かすことはできる。全額低金利のメリットを活かせないけれど、全期間固定分があるので、将来金利が大幅に上昇してもリスクを半減させることができる。言われてみればまさにそのとおり。こういう話はネット上で調べてもなかなか出てくるものではないので、やはり実際に足を向けて意見を求めた方がよい。
試算の結果もOKだったので、当初の予定を変更して同じM銀行にてプラン変更することに決定。

後は必要な書類の収集ということで家に戻って必要な書類を準備し、役場や法務局を回って各種証明書等を集め、無事に申し込みは完了した。うまく今月中に間に合えば今月の金利で、間に合わなければ6月発表の金利になるということで、その際6月の金利がどうなるのかは非常に気になるところ。毎月単位で金利が変動するほど今は動きのある金融情勢らしい。とにもかくにもしっかり調べるべきところは調べておかないと気付かないうちに損をしてしまうのが金融商品の怖いところ。

などという慌しい1日となってしまったために結局映画館に足を向けることは出来ずじまいで残念無念。