1、2、3、4・・・・トースター!

10年以上愛用していたこの遠赤熱風トースターが寿命を迎えました。電源が入らなくなったとか温まらなくなったという完全な故障状態ではないものの、一番強い設定でトースターを焼いても半焼けにしかならず、二度焼きしないとうまく焼き上がらなくなってしまったので引退してもらうこととなりました。

できれば同じような後継機種があればと思ったんですけど、そもそもこれを作っていた三洋電機自体が消滅してしまったので叶わず。それじゃあパンを焼くのに最適なのはどれだろうと考えたところ、真っ先に思いついたのがバルミューダ。トースターには間違いなく最強の機種ではあるんですけど、おそらく高齢のオカンに使いこなせそうにないのとフライの温め直しにもよくトースターを使っていたので、バルミューダに変えたら「使い方が分からん!」と文句言われるのがオチ。

それじゃあ、ほどよくトーストが焼けて汎用性があって使いやすいものを探したところ、この機種が見つかりました、タイガーのコンベクションオーブン&トースターKAT-A130。

ピザがまるっと1枚入るほどに奥行きがあり、設定もダイヤル式で直感的に行えるのもマル。メニューを選んだら次に押すべきボタンのランプが点灯し、焼き終わったら電源ランプが点灯して切り忘れを防止してくれるという親切設計でした。でもそうしたインターフェイスが優れているからと言って美味しくトーストが焼き上がるとは限らない、ということで試してみると、しっかりカリっとフワっと焼き上がり、パンの香ばしさがたまらなく美味しいです。シンプルにバターだけでトーストを何枚も食べてしまいたくなるほどの美味さは、これまで愛用してきた遠赤熱風トースターとなんら変わらないので大いに満足できる結果となりました。

カリっと焼き上げたピザでビールを美味しく飲む、そんなことも試してみたい今日この頃。