物忘れ 忘れたことさえ 忘れてる

始発で出勤じゃー!4時半起きじゃー!時間にゆとりあると思ってたら時間じゃー!などと外も真っ暗な早朝からバタバタと大騒ぎ。大急ぎで自転車を駅までこいでなんとか始発には間に合う。しかし駅まで来てから財布を持って来ていないことに気付く。ヤバイ!金山駅までは定期があるからいいけど、金山からの切符が買えない!取りに行っている時間も届けてもらう時間もない!えーい、こんちくしょーと金山からタクシーで職場まで行くことに決めて電車に乗り込む。あーぁ一昨日は定期忘れて今日は財布を忘れる。新年早々忘れ物が多いなぁ。悔やんでも仕方がないので電車の中で半分寝ながらぼーっと時を過ごす。
金山駅からタクシーにのって職場まで約800円。「すみませーん、お金取ってくるからしばらく待っててください」慌てて駆け上って自分の机からお金を取り出してタクシーの所まで逆戻り。はー、やれやれ、朝からとんでもなく慌ててしまった。ほっと席について背広の胸ポケットに手を入れてみると全然入れた記憶のない財布が入っている!そっ、そんなバカな!絶対に胸ポケットに入れた記憶などないのに・・・うぉぉ、この大騒ぎとムダな出費はなんだったんじゃー!どうやら財布を持ったことすらも忘れるようになってしまっている、クワバラクワバラ。3日前も職場のコーヒーメーカーでコーヒーを作ろうと思って下に出来上がったコーヒーを受け止める容器のセットを忘れ、数分後に部屋に戻ってみると部屋はコーヒーの海・・・「それで雑巾がみんな渋茶色になっているのか」はい、そうです、全部私の仕業ですー。
でも仕事で物忘れはしないからよしとしよう、というかそうなったら忘れ物も末期症状になってしまう。

なんでも今日は相当強い寒気が上空に入ってくるらしく大荒れの天気になるとのこと。地元も予報では数センチの積雪があるらしい。それでも日中は割りと暖かく、雪なんか降りそうになかったのに、夕方になると次第に部屋の窓ガラスが曇りだし、いかに外の空気が冷えているかをひしひしと感じさせる。
大雪になって電車が止まってしまう前に帰れる人は帰ろう、ということで外に出ると、雪と雨が混ざり合ったような天気。この雰囲気ならまだ家に着くまでに大雪になることはないだろう。
しかし地元の駅に戻ってみれば、小雨がぱらついている位で雪の気配はまるでなし。本格的に振り出す前にさっさと家に帰ってしまおうと自転車で全力疾走・・・していたらいきなり外れるチェーン。今年の運勢は中吉なのにこの扱いはなんですのん?!しかし不幸中の幸いで高架下が目の前だったので、ピットインしてかじかむ手で絡んだチェーンを解いて修理。しかし自転車のチェーン修理するなんて一体全体何年ぶりになるだろう?
幸いものの1分で直り、雨雪もぱらつく程度、残る道のりはチェーンも外れることなく無事に家へとたどり着く。今度の週末によくメンテナンスをしておこう。

夕食後、オークションに出していた荷物をコンビにまで持っていくとようやく雪が降り始めたらしい。この調子で降ったら明日は雪景色だなぁと思っていたら、荷物を出している間にすっかりやんでしまっている。うーん、どうにもよくわからない天候だ。
年賀状に「連絡よこせ」と書いてあった友人に数年ぶりに電話をかける。電話の向こうの声の調子は相変わらず変わることがない。お互いの近況などを話し合って今度大学時代のバイト仲間同士で焼肉に行こう、との約束がまとまる。なかなかみんなのスケジュールを調整するのは大変そうだけど、7~8年振りに会うことになるわけだから、これはぜひとも早くに実現したい飲み会だなぁ。早速明日にでも段取りをつけておこう。

外を見ると風はあるけど雪が降り積もりそうなほどの寒さは感じない。交通機関が乱れると大変だからこのままの天候が続いてくれることを祈ろう。今晩から久方ぶりにポポローグの冒険開始!