ミニオフで 名古屋イロイロ 再発見

(昨日からの続き)
幸い平穏に時は過ぎ行き、仮眠時間まであと30分だなぁと思っていたところに仕事が飛び込んでくる。はっはっは、世の中えてしてこういうものだ。終わってみたら午前3時、明朝まで4時間だから早々に横になることにしよう。布団に入ってあっという間に眠りに落ちたらしく、目を覚ましてみれば早くも外は明るくなっている。短時間でも熟睡できて気分はスッキリ、さぁ、あと少しだから頑張るぞー!
完全に交代が済んだところで急いで着替えて身支度を整える。30分もあれば余裕かなぁと思っていたら身支度しているうちにあっという間に時間が過ぎていってしまう。待ち合わせの時刻は午前10時、ギリギリ間に合うかと思いきや5分の遅刻・・・ゴメンナサーイ。
ということで今日は名古屋でのミニオフだったりする。卒業祝いに合格祝い進級祝いにその他色々3月になったらぜひやりましょう!ということで準備していたものである。ここで集合したメンバーはブロッコリー将太さんによしのさんにリュオさん、そして関東からはおさむさんとそのご友人のハセガワさん(以降一部敬称略)。
まずはボーリング大会でー!と名鉄レジャックへ・・・オフ会でボーリングというとまず間違いなく会場はこことなる。幸い朝イチの時間で非常に空いている。待たされることなくレーンを2つ確保。6人のメンバーを2つに分けるべく、「じゃあヤングチームとアダルトチームに分けますか?」と言ってはみたもののやはり意外性が欲しいところでもあったのでグー・チョキ合わせで決めることに。「それじゃグーとチョキであーわーせっ!」一発でグー・グー・グー、チョキ・チョキ・チョキが出揃ってチーム編成が決定する。ものの見事にヤングチームとアダルトチームとに分かれることとなった。ある意味偶然にまかせてもこういう結果が出るということは意外ではある。ちなみに10代とそれ以外の年代チーム・・・ゲフ、ゲフン。
伝統のパプー投法で挑んではみるもののどうしてもボールが真ん中に転がってくれない。微妙に中心からずれてストライクやスペアが出ない。一方ハセガワさんはしょっぱなからターキーを決めてはスペアでつないでスコアをガンガンに伸ばしている。普段のスコアは80前後、と話していたのはもしやフェイク?!ヤングチームの戦績を見てみると・・・おぉ、これまたスコアが順調に伸びている。手堅くピンを倒していくよしの、よくあのガーター沿いに転がりながらも落ちそうで落ちずに最後に曲がってピンへと転がっていく不思議な投法のリュオ、そして若さは勢いと爆発だよねー!とばかりにデッドオアアライブで変動の激しいスコアを刻んでいるブロ、うむむ、ここはアダルトな意地を見せなくては!
しかし力むと如実にボールに影響が出てしまうようで、その後もスコアは伸びることなく80台で終了してしまう。その代わりに、ということではないけれどもハセガワさんが160オーバーという好成績を記録してくれたのでなんとかアダルトチームの面目は保たれた・・・に違いない。ちなみに1ゲーム目のワーストスコアは50、誰によるスコアなのかは本人の名誉の為に伏せておこう。
気を取り直しての2ゲーム目。どうしてもボールの当たり所がずれてしまうのであれば。投げる位置をずらしてみればどうだろう?どうやらその方法が功を奏したようで、1ゲーム目とは比較にならないペースでスコアが伸びてゆく。終わってみると154ということで、いやはや満足のできるものとなった。その他の結果についてはまぁゲフン、ゲフフーン、ということでお茶を濁しておく。

ボーリングの次はお昼ご飯ということで、人智を超えた辛さとうまさを味わってもらおう、ということでタンタン麺でお馴染みの「四川」へと移動する。スナック菓子のハバネロを食べても平気であればきっとここのタンタン麺も大丈夫なはずだー。地下鉄を乗り継いでお店の前に来て見ると既にお店の前に列が出来ていた。幸い天気がよくて外に並んでいても気持ちがいいし、ここはそんなに待たされることもない。色々と雑談をしながら待っていると、後ろには更なる行列が加わっていた。ようやくお店の中へと入り、いざ注文!
しかしみんなして用心深いのかなかなかタンタン麺には手を出さない。タンタン麺を選んだのは私とおさむさんの2名だけ。いや麻婆豆腐とかエビチリなんかも辛いんだけど・・・まぁよしとしよう。
久しぶりにご対面となるタンタン麺は赤黒く美しい輝きを放っている。うん、やはりウマイ!時折むせたりしながらもその辛さと旨味のコンビネーションを堪能する。おさむさんの様子を見ると・・・あー!目から生気が失われているー!だっ、大丈夫ですかー?!どうやら話を聞いてみると辛い→苦い→痛いと発展してしまっているらしい。うむむ、それはいけない。しかも勢いよく麺をすすると思いっきりのどに辛さがぶちあたって咳き込んでしまうことになる。ズルッゲホッ、最悪その勢いで鼻から麺が飛び出して鼻の下でちょうちょ結びができますよー・・・なんてことにもなりかねず。我慢大会ではないので、未経験ゾーンな味わいを経験していただければそれで十分でございますー。

一息入れるべく喫茶店にて休憩。名古屋と言えばコメダコーヒー、コメダと言えばシロノワール。あれだけ食べてまだデザート食うかー!との声もあるけどよく言われるようにデザートは別腹。辛い後の甘みは胃によく染み渡るからやめられない。お茶を飲みながら話に花を咲かせながら、三国志のパロディ本やらイラスト作品やら思わずため息が漏れてしまいそうになる数々のものを見せてもらう。いやはやどうしたら絵を書けるようになるのかぜひぜひそのコツを伝授してくださーい。練習というかまずは描かなくちゃ始まらないんだけどね、分かってはいるものの家のペンタブはどこに行ってしまったのだろう?
小学校以来のサイン帳を書いてみるとこれが懐かしくて面白い。きっと小学生当時に書いたものを今見たら赤面ものだろうなぁ。一度見てみたいものだけど、当時に埋めたタイムカプセルはどこでどうしているのやら。

お腹が落ち着いたところでお次は大須界隈をぶらぶら散策。土曜日だけあって人通りも多い。東京で言うところの秋葉原的な電気街であると同時に浅草的な商店街の雰囲気も残している。あっちこっちの店を飛び込み飛び込み見て回る。途中、このマスコットが面白い、とよしのから紹介をされたのはカエルのマスコット。確かにすっとぼけたようなひょうきんな脱力的な風体が面白い。何種類もある中で「酎」と書かれているとっくり模様のカエルが特にいい。ガチャガチャ回すワクワク感は実に久しぶり。カプセルを開けてみると王様のローブをまとったカエルだった。未練が残ってもう1回!子供の時には1回勝負だったガチャガチャが、今ではこうして再挑戦ができるようになっている。昔をしのんでちょっぴり嬉しさをかみ締めてみる。2回目で見事お目当てのカエルをゲット!出た瞬間思わず「おー!」と歓声を上げてしまった位だから、いつまでたってもこういう楽しさはやめられないのかも。

途中参加となるちびたさん(以下敬称略)がようやく合流できることになったので、待ち合わせ場所である大須観音へとみんなして移動する。「大須観音のどの辺りに立っているのだろう?」と探してみたところすぐに姿を発見する。しかしおそらくはブロと連絡を取り合っているのだろう、携帯にメールを打ち込んでいるらしく一向に気づく気配がない。遠巻きにいつ頃気がついてくれるかしらん?と待っているとブロが「前を見ろー」とのメールを打ち、ようやくに存在に気がついてもらえる。はっはっは、悪趣味なものよのう。
大須観音前で記念写真を撮ったところでカラオケに向かうべく商店街を逆戻りしながら栄へと移動する。
栄は名古屋の繁華街ではあるもののさほどの見所があるわけでもない。あるのはテレビ塔とオアシス21という空中回廊くらいなもの。でもせっかくなので空中回廊を歩いてみることに。これも夜に来るとライトアップされていてキレイなところだけど、さほどの高さがあるわけでもないので見晴らしはあまりよくない。床がすりガラスではなく透明なガラスだったら足元20メートルの高さに吊橋級の怖さがあるかもしれない。もっともそんなことしたら地上からの光景がとんでもないものになってしまうけど。

カラオケ大会、とはいうものの時間的に1時間しかないのでそうそうゆっくりと歌ってはいられない。限られた時間の中で精一杯歌い上げなくてはいけない。いや歌い上げるといっても歌う歌はいつもと同じ。まぁこういうカラオケは下手だろうがなんだろうが開き直って歌い上げるに限る。カラオケも曲が入り始めるまではなかなか予約が入らないけど、入り始めると後は速い。気がつけば1時間が経過しそうになったので、最後に定番とも言うべきピエトロの旅立ちをマイクを回したところで終了となる。

さぁさぁいよいよの晩ご飯、ということで地下鉄での移動を開始する。向かう先は熱田区は「蓬莱陣屋」。ひつまぶしといえばやはりここしかない。カラオケ会場から先日味見に行った「いば昇」までは5分もかからないけれど、20分ほど地下鉄で移動した上に10分ほど歩いて行くだけの価値がこのお店にはある。土曜日だから混んでいるだろうなぁと思っていたら案の定で40~50分待ちと言われる。もっとも多少サバ読んでのことだから30分待ちを見込んでおけばようだろう。待っている間に今回参加予定であったwashi君から連絡が入る。入るけれども店内で待っている状態でもありじっくりとコンタクトを取ることはできず・・・ゴメンナサイ。
幸い思っていたよりも早く席に座ることができた。ここで頼むものは1つしかない。ワクワクしつつ四方山話をしながら待っていると、運ばれて参りましたー。食べ方を例によって説明してもらったところで、さぁ、名古屋の名物をご賞味あれ!
うははは、やはりこの香ばしさとうまさは筆舌に尽くしがたい。先日のお店とは比べようにもならない。セカンドTVアニメの中でルナが「匂いだけでなんでこんなに幸せになるのかしら」と言っていたけれども、まさしくうまさは人を幸せにしてくれる。その味わいをしっかりとかみ締めながら幸福感もかみ締める。評判も上々の上で、わざわざ来てもらっただけの甲斐がありました♪ぜひぜひまた名古屋に来る機会があった時には訪れてくださいよぅ。

時間があれば少し居酒屋さんにー!(注:未成年者は当然ジュース)という予定だったけど、あいにくとそこまでの時間がなかったので、名古屋の珍土産とも言うべき「味噌カツエクレア」を探すために名古屋駅へとバックする。
しかしみやげ店を探せども探せどもお目当ての品は見つからない。3~4店回っても見つからないので、ブロがお店の人に聞いてみたとこと既に取り扱いは中止してしまったとのこと。うむむ、ある意味キワモノではあったけれどもまさか売られなくなってしまったとは。やむなく検索を中止することとなった。
シャチの形をしたシュークリーム、「シャチボン」をお見せしましょう、ということである意味有名である喫茶店へと入る。でかでかと大きく貼られているシャチボンのポスターを見ておさむさんが一言・・・「なにコレ?」はい、まさにそのとーり!
残念ながら売り切れてしまっていたので、八町味噌を使ったロールケーキ「ボンミッソ」を注文する。甘くもありしょっぱくもあるこのロールケーキ、「普通にうまい」「やっぱりしょっぱい」と評価は二分。まぁこういうものもあるんですよーということでお土産話にどうぞ~。

とここで新幹線発車の時刻が迫ってきたので、おさむさんとハセガワさんをみんなでお見送り。また遊んでくださーい。ハセガワさんの「愛知は愛知で文化が完結している」との分析、面白かったですよー。今度はミソカツで驚いてもらいましょう。
でもってみんなを地下鉄の改札まで見送ったところで今日のミニオフは無事に大団円を迎えることとなった。贈り物の低反発パグクッション、大切に使わせてもらいますよー。