全ての行事、終了せり

昨晩のお通夜に続いて、本日はお葬式と出棺。小さい時分に会ったことがあるようなないような人達から時折声をかけられてしどろもどろ、滅多に会わないけど親戚ってこんなにたくさんいたんだと随分と驚かされる。そう思うと以外に世間は狭いのかもしれない。
無事に納骨を済ませ、一連の行事は全て終了する。例え肉体が滅んだとしても、思い出は心に残る。生きた軌跡はその子供達によって引き継がれる。親を通じて祖母の血を受け継いだ自分が、これからどのような軌跡を描くのか、まだまだ分からない。人生を楽しむぞー!

そして、夕方までは特別休暇で休みとなっていたものの、今晩は交替のきかない泊まり勤務ゆえに一足先に斎場を離れ、途中喪服を着替え喫茶店で一服入れつつ、いざ出勤。慌しいけれどもこればっかりはどうしようもない。
日中があれだけ暑くても、まだまだ夜になると風がほどよく心地よい。もっとも窓を開けていると虫は飛んでくる、蚊は血を吸おうと耳元でイヤな音を鳴らしにくるのが頂けない。

早番ということで午後9時に仮眠室に入ると・・・あっつー!この部屋の暑さはナニ?!エアコンは当然についてないし、窓を開けようにも網戸がないので開けようにも蚊のエサになるだけだし、近くを通る幹線道路の音がうるさい。しかし窓を開けないとまず暑くて寝付けないし寝付いたところで起きる頃には脱水症状起こさんばかりに汗かいているだろう。
自分の課の席に扇風機があるのを思い出し、3人分3台を両手に抱えて大移動。これでなんとか、と思いきやコンセントがベッドからかけ離れた位置にあるので、扇風機が届かない。もう一度部屋に延長コードを取りに戻って一件落着!

しかし・・・扇風機も直近で回していると次第次第に体が冷えてくる。でもって布団をかぶると熱を持って扇風機の風では間に合わなくなりがばっと布団をはぐ。で、再び寒くなって布団をかぶり、を延々と繰り返しているうちにいつの間にやら眠りに落ちる。人間なんとでも寝られるもんだ。