岐阜オフレポ

昨日22日は初開催となるポポロの岐阜オフ会でした。オフ会は主催するのも楽しいですが、参加する側に回るのは純粋に楽しむことができるのがいいですね。
舞台となるのは岐阜県の垂井町。今まで一度も行ったことがない、というか存在自体知りませんでした。調べたところ自宅から1時間半ほどの距離で、乗り換えも1回だけだったので辿り着くのは簡単なようです。
ということで、意気揚々と自宅を出発して地元の足、名鉄線からJR本線に乗り換え。垂井駅まで普通列車で60分とのことだったので、まぁせっかくの電車旅だから好きな音楽でも聴きながらのんびり行こうと空いた電車の中、靴を脱いでリラックスしてました。
途中岐阜駅に着くとさすがに大きな駅だけあって一斉に人が降りて入れ替わりにたくさん乗ってきました。と思っていたら、乗ってきた人がいきなり席の背もたれを反対方向にバタバタ倒し始めたんですね。なんでわざわざそんなことする必要があるんだろうと思ったもののまぁいいやとそのまま意識を音楽に戻すことしばし、なんとなーく虫の予感というか野生の勘が働いて、車内の電光掲示板を見たところ「岡崎行き」の表示が出てました。「折り返し運転かーい!」と慌てて靴はいてホームに飛び出したので事無きを得ましたが、気付かずにいたらそのまま名古屋に戻っていたことと思います。
やれやれと思っていると特別快速列車が到着したので、ちゃんと垂井駅で止まることを確認して乗車し、またしばらくの間のんびりしてました。大垣駅に到着すると列車待ちなのか停車したままだったので、そのまま席に座っていたら車内を巡回していた駅員さんから「終点ですよ」と追い出されることに。何でも垂井駅は階段をわたった向かいのホームに止まっている電車に乗り換えなくてはいけなかったようで、何やら到着するだけでも大変な1日の始まりとなりました。

ようやく垂井駅に到着してぽろぽろ君と合流、駅周辺の案内マップを見ながら「何にもないとこだなー」なんて話をしているうちに、幹事の兼&裏幹事の燐が、引き続きおーともが到着して、しばらく改札口にて、寝坊で少々遅刻するというぽぽぽ君を待ってました。待ち時間を利用してトイレに行ったところ、後に問題が発生することになりましたが、それはさておき、トイレから戻って間もなくすると無事にぽぽぽ君が到着したので途中のスーパーで昼ご飯を調達しながら会場へと向かうことになりました。
駅前のシャッター街のオーラ漂う通りを歩くこと数十メートル、どうにもズボンの後ろポケットがさみしいなぁと思いつつ触っていたらあるべきところに物が入ってないのに気付きました。チャックの中じゃなくてポケットの中の話ですよ?
「携帯忘れたー!」と一言言い残して駅のトイレに慌ててUターンしたところ、置き去りにされてさみしそうにしている携帯がそのままの場所に残ってました。多分トイレから戻って駅を離れるまで20分位過ぎていたと思いますが、人の出入りの少ない駅でこればっかりは本当に助かりました。
そして、地元の人にはお馴染みらしいスーパー「トミダヤ」にて昼ご飯の弁当買いです。おにぎり3個と串揚げから揚げ鳥の照り焼きにエビ団子を買ったら「どんだけ食うんですか?」と半ば呆れられたものの、これでも標準的な量なのですよ。
さらに歩くこと数分、今回のオフ会の会場となる川原に到着しました。

回りになーんにもないですが広々しててのどかなのが実に心地良いです。橋の下にベースキャンプを設置したとことで、オフ会の開催となりました。何はともあれ腹ごしらえ、ということで、BGMにポポロのサントラを流しながら買ってきた弁当を食べましたが外で弁当を広げるのも久し振りだったので心地いいことこの上なしでした。タキネン村のBGMがマッチすることといったらもう(笑)。音楽を基点にポポロ話をしつつ、食後の休憩を取った後、オフ会ののどかな時間は終わりを告げてアグレッシブな時間へと移行することとなりました。
野球というか適当に交代しながら投げては打って、走ってボールを追いかけて、時には「ボールを追いかけるのは本能ですよね?」などと言われつつ、車道に飛び出したボールをガードレール飛び越えて急いで取りに行くのは一体何年ぶりだろうかと思いつつ、なかなか普段の生活ではこういう機会がないので実に楽しかったですね。
そしてベースキャンプに戻ってのんびりしながらくつろいでいると、誰が言い出したのか「競争しません?」・・・多分、これが今回のオフ会の最大の体力勝負だったんじゃないかと思います(笑)。当初は向こうの橋までの往復数百メートルだったのがさすがに遠すぎるだろうということで往復約100メートルの短距離コースに。ブーツということを除けば仕事柄走るのは嫌いではないので、年寄りの冷や水ではありませんがここは意地の見せ所、そりゃもう全力疾走で、到着はおーともと2人のほぼ同着でした。1人でタイムトライアル的に走るよりも競争の方が断然燃えます。ちなみに今この文章を打っていて「燃えます」と変換しようとしたら「萌えます」と変換されたのを見て我ながら大丈夫だろうか?と思ったのはここだけの話・・・とそれはさておき、どうにもこの全力疾走で一気に体力を使い果たしたのか、みんなもうしばらくの間は身体を動かすことなく、レジャーシートの上でとぐろ巻いてました。多分、これだけ体力を消耗するオフ会は、この岐阜オフが始めてのことでしょう。そして多分、別のオフ会で味わいこともないと思うので貴重な経験と言えます。名古屋オフでやったらとんでもないことになりそう(笑)。
そんな中、川原を散歩しているのか、いわゆる押し車に3歳位の男の子を乗せたお父さんが歩いてくる姿が見えたので、思わず、「あ、大五郎」とつぶやいたら、世代ネタかと思いきや、ちゃんと通用したのが驚きでした。さすがにその子供が「ちゃーん!」と叫んだら凄かったですが、さすがにそこまで出来すぎた話はありません、はい。

そうこうしているうちに、途中参加予定になっていたあめあられさんから電話が入り、「どの辺にいますか?」とのことだったので、「病院近くの橋の下です」と伝えたところピンポイントで場所を理解してくれた辺り、さすが地元民は一味違います。色々パンやお菓子を差し入れてもらったのが恐縮でしたが、走り疲れた身体に甘いパンはまさに天からの恵みで精神ともども癒されたので大感謝です。
あめさんも探偵局を開設して間もない頃から縁があって、名古屋オフにも参加してもらってましたが7~8年振りくらいですね。そこでしばらく自己紹介やシュガー&ロケッツがあった頃の話とか昔話に思い出話に花を咲かせてました。そして思いもよらず、ぽぽぽ君とあめさんが知り合いだったようで、オフ会開始後に「え?あめさんが来るんですか?」とサプライズ的な要素になったのもオフ会の醍醐味の1つでした。その後リクエストで燐:ヤズム、ぽぽぽ君:ゆるゆるナルシアをそれぞれスケッチブックに書く様子を堪能させていただきました。

せっかく全員が揃ったところで、徐々に人数が増えながらの円陣バレー。まぁラリーがまともに続かないのはさておき。ボールが川に落ちてなんとか苦労して燐が川に入って取り戻したのもさておき。私がサーブすることになったので、とりあえず落下までの時間を稼いで取りやすいようにしようと、目一杯空に向かって天井サーブ!をしたところ、ものの見事に飛んでいきました、川の方に。今度はしっかりと川の流れに乗ってしまったようで、桃太郎の桃よろしく流れていってしまいました。
これはもう下流にて迎撃するしか!と走りこんで川中に設置された飛び石にて待機してましたが流れてくる気配がありません。どうやら途中の草むらにはまり込んでしまったようです。こういう時は若い力の見せ所、ということでおーとも&ぽぽぽ君が川の流れに逆らいつつ下流から川の遡上を開始、ぽろぽろ君は川原より撮影、燐は橋の上から誘導、そして私とあめさんは温かくみんなの奮闘振りを見守ってました(笑
橋の上からの誘導のおかげで無事にボールのところまでたどり着いたかと思いきや・・・ゴミとボールを見間違えてんじゃなーい!ぽぽぽ君、おつかれさま。
そんなドタバタ劇を繰り広げつつ、私は無力な大人とばかりに傍観してましたが、無事にといっても川に入った2人はズボンをビタビタにしながらボールの回収が済んだところで程よい時間となり、初開催の岐阜オフはこれにて終了することに相成りました。

舞台を大垣に移して二次会となりましたが、あめさんとは川原にてお別れ、そしてぽろぽろ君とは大垣駅でお別れすることとなりました。またの機会があった折にはお会いいたしましょーう!

さて、二次会の舞台となったのは大垣駅前徒歩1分の居酒屋さん「魚民」。
レジにて人数が少なくなったことを告げると、何やらちょっと店員さんが困った様子に。コースで予約してあり、料理の準備が済んでしまっているのでいきなりの人数変更には応じられないため、予約10人分の料理をお出しすることになります、とのことでした。
まぁこうしたハプニングはオフ会に付き物なので、次回の教訓とすべきところは押さえておくとして、とやかく言っても始まらないので、そのまま進めてもらうことになりました。料理が倍になるといってもそんなにムチャクチャな量になることもないでしょうし。
・・・と思っていたら認識が非常に甘かったです。もう多いなんてものじゃなかったです。突き出しが1人2個ずつ置かれるのはご愛嬌として、餃子鍋2倍、刺身も2倍、サラダの量も2倍の山盛りてんこ盛り。下足串につくねも倍でこの段階で既にグロッキー状態。ビールも最初の1杯はうまかったものの、これだけお腹が膨れてしまっては飲むものも飲めません。しかもまだ揚げ物の盛り合わせが控えてます。しばらく後にテーブルに届けられたのは大きな皿にエビフライとフライドポテトと明太子チーズの揚げ餃子みたいなものがずらり、これが2皿。いくらなんでもこれは多すぎだろうと思っていたら、1皿は隣のテーブル用だったようで一安心。1皿だけでも尋常ならざる量なのに2皿も食べられませんとも。が、そのわずか1分後には、2皿ともこちらのテーブルの分だったようで戻ってきました。運んでくる店員さんの「頑張って食べてくださいね」という嬉しそうな対応は楽しかったんですけどね。
さすがにムリなのは目に見えていたので、満場一致で事情を説明して1皿丸々隣の新社会人風のみなさんにお裾分けすることに。かくいう私はエビフライ1本口にしただけでもうダメでした。
ビールからジャスミン茶に切り替えてなんとかさっぱりした飲み物で満腹のお腹をなだめようとしましたが、ジャスミン茶のさっぱり感の清々しさは格別です。そしてとどめに締めのチキンライスのご到着。多少は貢献しなくてはと思い食べてはみたものの、白いご飯ならいざ知らず、なまじケチャップ風味なだけに箸が進みません。他の4人も似たような状況で、にっちもさっちもいかなかったので、席を中座して店の近くに薬局を見つけて胃薬買って来ました。病は気から、というわけではありませんが、胃薬のおかげで心なしかスッキリしたので茶碗に残ったご飯を片付け、退席直前にまだ残っていた料理も無事に片付いて、かの店員さんもさすがにビックリしてました(笑

もっともみんな必死になって黙々と食べていたわけではなく、二次会ということで全てのリミッターを解除して全方向的な話で盛り上がってましたとも。どういうわけだか初キッスの思い出をそれぞれ披露することになったので、10数年前の若かりし頃の王子様の話をしたところ、物の見事に「昭和の香りがする」と言われる羽目に。自分の名誉のために言っておくと、その当時は既に平成に切り替わっていたんだぞー!この話はいまだに自分でも当時の様子をありありと思い出すことが出来るほど、我ながらにインパクトの深い、なおかつネタ的な思い出となっております。口頭では話しますが、絶対に文字で残すようなことはいたしませんとも、えぇ。
などという色んな話に盛り上がったところで2時間があっという間に過ぎることとなって楽しい宴のひと時は終わりを向かえ、みんなに見送られるべく駅に戻りました。
帰りの電車はさすがに直通だったので乗り換えの必要はありませんでしたが、間違って寝過ごそうものなら豊橋まで行ってしまうので、油断ならなかったものの無事に帰宅することができました。

今回の岐阜オフは、アグレッシブに身体を動かすというこの10年間に決してなかったやり方のオフ会でしたが、実に面白かったです。こういうノリのオフ会ならまたやってもいいんじゃないかと思います。もちろん次にはちゃんとした運動靴を履いて徹底的に走っても大丈夫なようにしておきますが(笑
幹事さんも初めてのことで大変なだったと思いますが、おかげで楽しい1日を過ごせたことに深く感謝!もちろんそれを支えた裏幹事さんにも感謝!
また折を見つけてみんなして集まることにいたしましょう。ありがとうございましたのお礼の言葉とともに今回のオフレポを締めくくることとします。