いざ行かん 2泊3日の 東京旅行

昨晩大慌てで東京行きの準備をしたせいか、どうにも忘れ物をしているような気がしてならない。でもって何を忘れているのかすっきりできず、あれこれしているうちに時間が差し迫ってくることとなり、かばんを引っつかんで家を飛び出す羽目に陥ってしまう。まぁ往復の切符と財布さえ持っていけば大抵のことはなんとかなるだろう。
名古屋駅に着き、約束の時間を少し回ってしまっていたため急いで待ち合わせ場所に行ってみると、やはり既に集合済みとなっていて年長者として非常に恥ずかしい限り。ここで今回東京行きをともにすることとなるよしのとブロ(ブロッコリー将太)と合流し、途中朝ごはんを仕入れつつ乗り場へと向かう。当初はバスで東京まで行く予定でいたものの、お盆期間で高速道路の渋滞が予想される上に到着時間が午後1時と少し時間的にきついものがあったので新幹線へと変更した。もっともこのことは当日まで2人には伏せておいたので予期せぬ出来事となったようで、してやったり♪
さすがにのぞみの威力は凄まじく、8時過ぎに出発しても午前10時前には東京駅へと到着してくれる。これだけ速いと車内で軽く一眠り、というわけにもいかない。基本的に移動にかかる時間が移動距離に正比例すべしと思ってはいるけれども、こういうイベント時には本当に助かる。
さらにありがたいことに、東京駅から夏コミ会場となる東京ビッグサイトまで直通バスが出ている。これに乗れば考えることなく会場までノンストップの一直線まっしぐら、冷房の効きがあまりよくないけれど便利さを考えればそんなことなどまるで問題はない。などと喜んでいたものの、会場付近までやってくると車窓から恒例の大行列が見え隠れし始める。一体あれだけ並んでいたら会場に入るまでどれくらい時間がかかってしまうのだろう?炎天下で1時間も並んでたらさすがに大変なことになってしまう。バスを降りたところで、ひとまず喫茶店で一息つきながら先に会場目指して並んでいる番茶さんにメールで連絡を取り合う。やはり少し進むのにも相当の時間がかかっているらしい。午後になったら並ばなくてもよい、という話を耳にしており、ほとぼりが冷める頃までそのまま待っていたところ、11時半前に無事会場入りできた旨の連絡が入ってきたので、いよいよ会場に向かうことにした。
30分位は並ばなくちゃいけないだろう、と覚悟していたものの、会場に上がる階段の規制は既に解除されていて大回りすることなく階段脇から上がることができるようになっていたため、一度も立ち止まることなくスムーズに会場に入ることが出来て一安心、なるほどこれなら次回はもう少し会場に到着する時間を遅くするようにすればいいわけだ。ただし会場内の人口密度は・・・凄い。押し合いへし合いのイモ洗い状態、とまではいかないけれど真っ直ぐ歩くには難儀してしまう。これほどまでの人が一体どこから集まってくるのだろう?それだけの集客力を持つコミケというイベントそのものの凄さの現れでもある。
まずは会場内のサイト「泰平楽」の管理人であり、今回2泊3日の東京滞在でイロイロお世話になることとなるおさむさんのブースを目指す。事前に送ってもらっていた地図のおかげで場所はよく分かってはいるのだけれど、移動するのに人だらけで思うように移動できないのがなんとももどかしくて仕方がない。無事に挨拶を済ませたところでやはりポポロ関係のブースを見に行かなくてはなるまい。しかし・・・出発の際何かを忘れていたような気がしていた正体にここで気がつく。事前にブースのチェックをしていなかたのでどこに何があるのか分からない!これは困った、ということで出展しているサイト「ぽぽろん」の管理人であるリョウタさんにメールを入れて場所を確認するけれども、おそらくは日本中で通信トラフィックが最も増大していると思われる密集地帯のせいか繋がるものがなかなか繋がらない。なんとか携帯で強引にホームページを表示させて確認ができたところで旗手を向ける。リョウタさんに会い、2週間後に奈良オフでご一緒することとなるサイト「ぴょんぴょん通信」管理人Akitoさんと和歌山みかんさんにもご挨拶~。ポポロ関連のブースを回っているうちに期せずして、別々に会場入りしていたみなさんと一気に集結することとなり、20人以上もの大人数故にしばし通路を混雑させてしまうこととなる。迷惑にならないよう少し離れたところに移動して旧交を温めあう。思い出せるがままに列挙していくと、にしぴいさん、リュナンさん、ピエロンさんに白ちゃんさん、ヴァンガードさん、つぇきさん、たの・しんさん、ノリスさん、七福神ネルさん、RONさん、おじじさん、結乃さん、番茶さん・・・はっはっは、再会したのに私の名前を忘れているなんてー!との失礼があった場合にはゴメンナサイ。私の記憶力では今はこれで精一杯。てなわけであちこち見て回った後、レストランに集まってミニオフ会が繰り広げられることとなった。計画無しの突発的なものゆえに全員が全員一堂に会する、というわけにはいかなかったけれども短い時間の中にもそれぞれにそれぞれを語っているうちに時は過ぎ行く。またじっくりとオフ会を開きたいものですよぅ。閉会と同時に会場内に沸き起こる大きな拍手に驚きながらもついついつられて拍手。宴会後の一本締めのような雰囲気で面白いなぁ。
夏コミ1日目が終わったところで今回の東京滞在の間、泊めていただくことになったサイト「スタジオH」の管理人さんであるハセガワさん宅へといったん移動して、着替え等の大きな荷物を置きにいく。東京は交通網が発達していて便利な反面、よく分かっていないとどこで何に乗ってよいのか皆目検討がつかないのが困ったもの。名古屋なら多くもなく少なくもなくでちょうどいい塩梅だけれども、やっぱりこれも慣れがあるのかしらん?荷物を置いて身軽になったところで打ち上げ会場となるお店へと赴く。おさむさんのはからいでサークルの打ち上げに合流させてもらうことになっていたのだ。お店を目指して歩いているととんでもないものを発見してしまう。こっ、こんなところに「月の雫」がー!・・・などとネタ的なものを発見して一人勝手に盛り上がる。
店内の雰囲気はシックに落ち着いている上に、料理もおいしくお酒もおいしい。お酒にもいろんな種類があって飲んでみないと分からないものがあって、あれこれ頼んでみてもぱっと見にはその違いの判別はつかない。こういう宴席では個性がよく出るからもう楽しい楽しい♪その一方で目を厳しく光らせて未成年者がお酒を口にしないようチェックー!ともちろんそんなことしなくてもしっかりしているから何ら心配する必要はないけれど。ちゃんと成人したらじっくりとうとうと飲むことにしようではないか!
おおいに楽しんだところでお開きとなり、再びハセガワさん宅へと戻る。道中コンビニに立ち寄るとふと「犬の生活」なるパッケージが目に飛び込んでくる。手にしてみるとものすごくおっさんくさいパグ犬のフィギュア写真が載っているではないか!これは欲しい!是が非でも欲しいぞ!500円という価格であるにもかかわらず選択はできず純粋な運勝負。6個ある中で1個を選んでみると中から出てきたのは風呂につかっているボストンテリア。さすがに一発で引き当てるほどの運はなかったか・・・。でもこれはこれで2番目に欲しい物でもあったのでとりあえずは満足、満足。リターンマッチなるや否や?!楽しいこと尽くしの1日目は早くも終わってしまう。