夏ゆえに 刺激求める カプサイシン

「明後日○○に行くことになってるけど、話聞いてるよな?」
「いえ・・・知りませーん!」

イキナリ一体何の話だ?!確かに前々から明後日は上司が○○に行く予定になっていたのは知っていたけれど、よもや自分が組み込まれていようなどとは今日が初耳。同じく同行することになっている人に携帯で連絡を取ってみるとやはり、その日にそういうことがあるのは知ってはいるものの、参加する話は全然聞いていないとのこと。
・・・もしかして勝手に編成組んで話が伝達されているものだと勘違いしているんではないかい?!
連絡の不徹底は「自分が知っているから相手も知っているだろう」との思い込みによるものが非常に多い。そしてそれが時としてトラブルにつながったりするのだから気をつけなくちゃいけない。

「で・・・結局どうなるんです?」
「そんなもん行くに決まっておるだろうが!」

うむむ、そりゃまた大変だ。

昼近くにみんなして港区方面に出かけることになり、それじゃあどこでごはんを食べようかとの話題になる。そりゃもう1箇所しかあるまい。

「四川!」
「却下!」

なんでじゃー!夏に辛いものを食べると元気が出るのに。え?あんな辛いだけのモノを食べたがるのは変態ですと?!しっ、失礼な!あれはちゃんと辛さの向こうにしっかりとした旨味が・・・との力説は空しく空回り。
それでもラーメン屋さん、ということでメニューに「激辛辛々麺」があったので、せめてもとそれを注文。味は良かったけれども肝心の辛さについては「激辛」を名乗る資格は・・・ないっ!

人はこれをカプサイシン・ホリックと言う。