失墜する信用

何やら職場であらぬ疑惑をかけられ、信用を失いかけている。なぜ?どうして?そんなことは決してないのにどうしてそんな噂が?!

「アイツの運転は危ない、怖い」

ちょっと待ったー!何が原因でそのような印象を抱かれるようになっているのだろう?百聞は一見に如かず、実際にそう吹聴している人に聞いてみた。

「ブレーキのタイミングが遅いから助手席に座っているとついつい両足で踏ん張りたくなることが度々あるんだよねー」
「周りの状況よく確認していないような気がする」

んー、自分ではあんまり自覚していないんだけどなぁ。もちろん車よりもバイクの運転の方が慣れているから、決して上手な運転ではないとは思うけど、そんなにヒドイものなのかしらん?
物事は岡目八目、他人の方が客観的な判断を下してくれるものだから、そのような印象を抱かれているとしたら十二分に検討しなくてはなるまい。

信用を壊すは易し、築くは難し、悪いイメージを覆すには相当時間がかかることになりそうだ。明日多人数を乗せて遠方へと車にて移動する用事あり、

「みんなの命がキミの運転にかかっているのだから明日はよろしく頼むよ」
「はーい、一蓮托生で頑張りまーす!」
「不吉な表現すなー!」

もしかすると運転から外されたりして?!