ポポロで更けゆく秋の夜長

鼻の付け根に少々キズができて非常に痛痒い・・・なんてことをうかつに職場で話そうものなら、「鼻の下の伸ばしすぎじゃないの?」などというツッコミが間違いなく入ってこよう。
ニキビ・・・と書くと「もうニキビという年ではなく吹出物と言うべきですよー」とのツッコミが入ってくるであることはさておいれ、どうにもそれが原因のようだ。とにかく場所が場所だけに口を動かすたびに刺激されて痛痒くなるのだからたまらない。かつて遠い昔には「かゆみの刑」なる、かゆい場所をかかせてもらえないという罰があったと言うけれどなるほどそれもよく分かる。寝ているうちにふさがってくれることを祈ろう。

しみじみと秋の夜長はポポロで更けゆく、さながら喜怒哀楽のたくさん詰まった宝箱の如し。再会の喜びと過ちの悲しみ、そして改めて気付かされる家族の絆の深さ・・・たまらない。