懐かしき レコード盤に ノスタルジー

我が家にはかれこれ7回ほどの引越しを経てもなお残り続けるレコードがあります。特にレア盤でもなんでもない普通のレコードなんですけど、捨てられることなくずーっと残ってます。不要物の整理をしている折に「このレコードってもう全然聴いてへんねやから捨ててもええんとちゃうの?」と聞いてみたら「これだけは宝物やから絶対にあかん」とのこと、さらにはもう聴かなくなったわけではなく、プレイヤーさえあればちゃんと聴くとのことでした。うーん、それならたまの恩返しで一肌脱ぐことにいたしましょう。

ということで購入したDENONの「音聴箱」。レトロな外観に気に入って即決しました。レコード専用とCD・カセット・ラジオも聴けるものの2種類がありましたが、いまだ昔購入したカセットテープが残っているので、若干割高ではありますが大は小を兼ねる、ということで全部付きを選択です。
早速ベンチャーズのレコードを取り出して聴いてみましたが、この慎重にレコードを取り出して針をそっと乗せる動作があまりにも懐かしくて、スピーカーから流れる「プツッ、プツッ」とした音に味わいを感じで相当感慨深いものがありました。
心なしかレコードの音が実に豊かに聴こえるような気がしてもみたり。
久々のレコードに親は「あんたが2~3歳の頃にこのレコードでよく踊ってたもんやけどな」と昔話に花を咲かせつつ、本当に踊ってました。大いに喜んでくれたようなので何よりです。せっかくだからレコード買いたいなぁということなので、近いうちに名古屋の中古レコード店に連れて行こうと思います。
やっぱり親の世代にとってはCDよりもレコードの方が馴染み深いようですね。レコードのあの大きなジャケットは1つのインテリアとしてなりえますから、それもまたレコードの魅力の1つです。

レコードが片付いたところで日用品等が詰め込んであるクローゼットの整理に取り掛かり始めると・・・もうなんじゃこりゃあというものがぞろぞろ。賞味期限切れの食材があっちこっちから出てきて、一番ひどいのは1998年期限切れの食用油。さすがに捨てようと思ったら「缶入りの油だから悪くなってへんから大丈夫やろ」・・・ちょっと待たんかい!1~2年ならともかくさすがにそれはまずいでしょう。ひとまず全部の缶にマジックで大きく賞味期限を書いておきましたが、約9割が賞味期限切れですが、今まで大きく体調を崩したことがないということは、さほど期限は気にしなくても大丈夫ということなのかしらん?
それでも一部は「捨てる勇気!」ということでばっさばっさと処分させてもらいました。おかげで結構スペースが空いたのでがつがつと整理魂を煮えたぎらせての大掃除~。

おかげさまでパソコンも非常に順調で、何事もなかったかのように以前と同じ感覚で使用してます。ただデュアルブートでVistaの64ビット版をインストールしてみたら再起動時にブルー画面が出てインストールが完了してくれないので、またも苦労させられそうな予感・・・。まぁソフト&ハードの64ビット環境が整うのは当分先だと思うのでのんびりぼちぼち進めようと思ってます。