久々の 旅は親睦 旅行ナリ

今日から1泊2日で職場の親睦旅行で焼津・浜松方面へ。あいにくの雨空かと思いきや降ったりやんだりのようで終日雨ではないらしい。
バスに乗り込んで出発から5分もたたずに缶ビールが配られる。いや、いくら旅行とは言え朝の9時過ぎから酒飲んでどないすんじゃー!とはいうものの雰囲気的にそんな固いことを言ったところでどうなるわけでもなし、口をつけつつもさほど飲まないように気をつける。
最初の目的地は・・・ナントカというお寺。名前すら覚えていないということはいわゆるその位の場所だったということ。いや、到着した途端に滝のように雨が降り出してしまい、半分以上の人がバスから降りることもなく見学時間は終わってしまう。途中団体旅行客向けの食堂で食事を済ませるも、これがもういかにも!って感じでよろしくない。やはり料理というのは出来立てが一番なわけで、座敷に上がる頃には既に全ての料理が並べられてしまっていて冷めてしまっている。団体旅行だとこの辺りの融通がきかないのがもどかしい。団体向けのお店故にお店の人も大変なんだろうとは思いつつ。
でもって次なる目的地はなぜかサッポロビール静岡工場の見学。工場見学なんて社会見学のような雰囲気で懐かしくもある。わざわざ旅行のコースに組み込んであるということは見学の後には間違いなく試飲があるに違いない。
見学案内人のおば・・・いやおねーさんと一応呼ぶべきなのか、まるでユニバーサルスタジオジャパンのT2アトラクションの案内人のように吉本的パワフルな人がバスに乗り込んできて概要を説明してくれる。やはり最後には時間制限付ではあるもののおかわり自由な出来立てビールの試飲を用意してあるとのことらしい。
説明を聞いているとなるほどビールはちゃんと酵母によって作られる産物なんだなぁと改めて感心。普段当たり前のように飲んでいるものゆえにあまり知ることのないその製造工程を見るのはなかなか面白い。

上の写真のタンクには、大人1人が1日大瓶1本飲んだとして2550年もかかってしまうほどのビールが蓄えられているらしい。ところが全国の1日のビール消費量がこのタンク3本分だというのだから恐れ入る。大瓶に換算すると2550×365×3で約280万本・・・一体1日にそれほどの量のビールがどこでどう飲まれているのだろう。恐るべき経済効果かも。
ひととおり見学が終わったところで出来立てビールの試飲会。とはいえバスの中がバスの中だっただけにそれほど飲みたいとは思わないけど、口にしてみると確かに味がまろやかで飲みやすくはある。なるほど、ここではビールはビール、泡は泡で注ぎ口が別々についているのかー。と思わずビールの勉強をしたところでバスは宿泊先である「焼津グランドホテル」へと到着する。

海のそばだけあって窓からの眺めは非常によい。これで天気が晴れていたら富士山が見えるという。うむむ、曇り空なのが残念だ。ホテルといえば大浴場、ということで天然温泉の露天風呂につかりながら景色を眺めつつ、サウナに入って汗をしっかりと流しつつ、また露天風呂に入りつつを繰り返しているうちにようやく体内のアルコール分が抜けたような気になる。もっとも抜けたところですぐに宴会が始まるのだけれど。
宴会がにぎにぎしく始まるものの今日のところはさすがにもう飲みたくないのでひたすら注ぎに行っての先制攻撃に徹する。もっともそれほど派手に大騒ぎになるような盛り上がり方には発展せず、適度なところで終わってめでたし、めでたし。
そして二次会はカラオケ大会。ジョイサウンドということで思わず選曲本を手にとって眺めてみるもポポロの曲は入っておらず。歌わないにしてもタイトルだけでも目にすることができれば満足だったんだけど、ハイパージョイではないのだから仕方がない。年代が年代なだけに演歌が非常に多い。多いというか知らない歌ばかり。こっ、これは大変だ!2時間ほどで終了し、またみんなして温泉につかったところで部屋に入ってバタンキュー。骨休みのための旅行がかえって疲れてしまっているとは?!