犬実験 健気な姿に もらい泣き

カレンダー作りもいよいよ最終段階、愛用の用紙をしっかり買い込んできたので印刷に取り掛かる。とその前に試し刷りを行って裏表の面付けをチェックしておかなければならない。なにせ去年はこれで大丈夫!と全部印刷して切り取ってみたら見事に表裏の順番が狂ってしまい、変えようがないのでそのまま出してしまったという苦い経験がある。

1回目、印刷してみるとものの見事に表と裏がずれて切ることもできず失敗。2回目は表と裏は合ったものの向きが違ってしまいまたも失敗、3度目の正直でこれで大丈夫だろうと確信を持って印刷したら去年同様に順番が狂ってしまって失敗、そして4回目にようやく思い通りの印刷結果が得られることとなった。やはり試し刷りしておいて正解だったなぁ。後はプリンターに紙をセットして印刷するのみ、本番の紙の刷り上りも申し分ない。プリンターが頑張っている間、トリビアの泉を見て一息入れる。

なんといっても今日は犬実験シリーズ第3弾があるのだから見逃せない。散歩中いきなり主人が車で謎の団体にアジトまで拉致されたら犬はちゃんと主人を捜し当てることができるか、という当犬にとっては迷惑極まりない悪趣味と言える実験だ。でも主人が乗せられた車が目の前を走っていくのだから、たいていの犬は追いかけてくるはず。
・・・と思いきや何が起きたのか把握できずに呆気にとられてその場にたたずむ犬やら見当違いの方向に走り去ってしまう犬ばかり。助けにきてくれるものと信じていた飼い主の期待がことごとく裏切られていくさまは決して人事ではない。ウチのてんにしても間違いなく追いかけてきてはくれなさそう。
だからこそ時折走り去る車を必死に追いかけてくる姿を見ているとついつい目頭が熱くなる。そんな犬に対してコメントを述べる飼い主はみんな満面の笑みを浮かべていている。きっとその日のエサには余分に一品付け加わったに違いない。今日の結果は100匹中4匹しかいなかったという結果。もっとたくさんいるかと思っていただけに意外な結果となった。実験が3回とも雑種限定となっているので、そろそろ純血種の犬でも実験してみて欲しいところ。結果はさほど変わらないはず。できれば100匹とも全てパグ犬で実験してくれたら涙がちょちょ切れる程に嬉しい。
飼い犬が自分を慕ってくれているというのは飼い主の幻想なのかしらん?

プリンターのインクが切れてしまったので、作業の続きはまた明日。