初体験 大興奮の USJ

昨晩、職場仲間から連絡が入る。「いっちょ明日にでもユニバーサルスタジオジャパンでも行きますかー?」こういう場合の結束力は非常に強い。一度も行ったことがなく前々からぜひとも遊びに行っておきたかったところなので、もちろんOK。こういうことに関しての結束力は非常に強く、暇人みんな雁首並べて赴くことに決まる。
そんなわけで集合時間は朝の7時。始発に乗れば6時過ぎ、その次の電車に乗れば7時過ぎになってしまうという非常にありがたいダイヤのおかげで、始発で名古屋まで出て行くことになってしまう。当然ながら集合時間よりも1時間近く前に集合場所に行ったところで誰もいるはずがない。やむなくウロウロしながらどうやって行けばベストかしらん?と考えを巡らせる。近鉄アーバンライナーに乗って行くのが非常に安上がりだけど、往復で4時間かかってしまうのはツライ。新幹線だと往復2時間で済むけど料金が1.5倍ほどになってしまう。しかし犬も歩けば棒に当たる、とはよく言ったもので、JRの駅で往復新幹線の切符にUSJの入場券をセットした非常に割安なプランのポスターが張ってあるのを発見、これなら近鉄で行ったのと同等の金額に抑えることができる!

と行く方法の算段がついたところで程よい時間となり、いざ出発。大阪へは近鉄アーバンライナーしか使わないから新幹線を使うのは随分と久し振りで、1時間で大阪に到着するというのは非常に便利だ。しかも新大阪からUSJへの直通列車が出ているから移動に便利なことこの上なし。
駅に降り立つと非常にアメリカチックな建物が並んでいて、それだけでも気分が高揚してしまう。入場口まで行くと早くもみんな並んでいる。でも開場時間は・・・10時?!まだ9時前だから1時間近く外で待っていなくちゃいけない。しかし心配だった天候も雨に降られることもなく暖かいし、いろんなお店があるので、時間つぶしには困らない。スパイダーマンの新アトラクションが出来たためか関連グッズが所狭しと並べられていて物欲をそそられる。
幸いなことに9時半前には開場となり、一番の混雑が予想されるスパイダーマン目指してまっしぐら!さすが体育会系の職場だけあってたったかたったか走り抜けていく。走っただけの甲斐はあり、ほとんど待つことなくアトラクション内に入場することができた。中は新聞社を模した作りとなっていて、アトラクションの前振りのアニメが流されている。ただこのアニメがアメコミ風ではなく日本のアニメっぽい雰囲気がしてしまうのはちょっぴり不満かも。
しかしアトラクションの内容は思わず歓声を上げてしまうほどに素晴らしい。映像だとは分かっているのについつい目の前に飛んでくるものに驚いたりよけたりしたり、振動と視覚が引き起こす錯覚に気分はまさしくジェットコースター。いやはやこれだけでも今回十二分に来た甲斐があったというもの。
その後もうまく予約システムを利用しながらあちこちを効率よく回る。後でスパイダーマンの待ち時間を確認すると約2時間待ち。フフフ、やはり最初の読みはバッチリだった。
ジョーズのアトラクションで、そのクルーの話っぷり盛り上げっぷりに思わず大阪の吉本のノリを感じてしまう。T2のアトラクションで前振りの会社案内役のお姉さんの振る舞いを、バックトゥザフューチャーライドの乗り方をボケ&ツッコミで注意する映像からもやはり疑いようもない事実だ。USJが大阪に出来たからこのようなノリになっているのか、もともと本家本元のノリがこうなっているのかが非常に気になるところだけど、ディズニーとはまるで異なる運営姿勢は非常に面白い。T2のアトラクションを観ているとやはり「なんでターミネーター3をあんな風にしちゃったんだろう?」と恨み節が漏れる。場内で流れるT2のムービーを観ているだけで涙が出そうになってしまう。うわー、エドワード・ファーロングにリンダ・ハミルトンが出ているー!T3もこっちの方向で作れー!およそアトラクションとは関係のない部分で盛り上がらずにはいられない。敢えて苦言を呈するとすれば舞台に登場するT-1000役の姿が映像とのギャップあり過ぎ。ターミネーターシリーズについてのチェックは厳しいのですよー。

思ったほど場内は狭く、人も多くはない。これ位だとゆったりと観て回ることができるからいいなぁ。内容的には映画ファンであるか否かで評価の分かれる部分ではあるけれども、また来ようかな、と思わせてくれるだけのものは十二分にあった♪

愛知県もどうやら雨は降ったものの上がったようで、雲に切れ目が出来ている。明日はいい天気になるかなぁと思いながら家でくつろいでいたら風が強くなって雨も降ってきた。いやはや本当にいいタイミングで帰ってきたもんだ。