研修生 期間が終わり 別れの日

朝方の5時近くまで仕事をしてようやく仮眠、許された時間は2時間だから即刻眠りにつかなければならないしかし既に外は明るいし間もなく電車の始発が動き出すわでとても眠れたものではない。それでもうまく睡眠のリズムが合ったようで不思議と眠気は残らなかった。

そして午前中は今日で研修が終了となるので、指導員がそれぞれに意見感想を述べあう反省検討会。お開きとなったところで自分が担当した研修生のところまでいって別れの挨拶とエールを送る・・・なんでそこで泣くかな。勉強になったのはお互いさまだし、いい経験になったのもお互いさま、これで終わるわけじゃないし、またどこかで一緒に仕事をする機会もあるのだからなにも泣く必要はない・・・けどついつい自分まで目頭が熱くなってしまう。1週間の短い期間だったけど初めてのことで楽しかったもんなぁ。単に表面的な指導教養ではなく、魂の通った研修となってくれた、のかな。これから一生懸命勉強して活躍してくれることに期待しよう。
本格的な夏に向けて髪をバッサリ切ったところで帰宅。

今日は前々から楽しみにしていたブツが到着していた。日本ファルコム完全自社制作のPSP用ソフト「ぐるみん」だ。
今ではすっかり有名となったコンシュマー用ゲーム制作会社のスクウェア、エニックス、ハドソン、ゲームアーツ等は全てパソコン用ゲームソフトから始まっている。当時の話は「中村光一と言えば風来のシレンでもなくかまいたちの夜でもなく『ドアドア』だろう」と聞いて分かる人には分かるはず。しかしこれらのメーカーいつしか開発をパソコンからファミコン(初代)へと移し、完全にパソコン用ゲームソフトからは撤退してしまった(その当時まさかスクウェアとエニックスが合体することになろうとは露にも思わず)。しかし日本ファルコムだけは決してコンシュマー市場には直接参入せず、イースシリーズ、英雄伝説シリーズ等の良作をパソコンで展開し続けた。そんな企業がいよいよコンシュマー機に参入するのだから、昔からのファンにとっては大きな驚き。果たしてその結果がどうなるのか非常に気になるところではあるけれど、本命が9月28日に控えているから、ぜひともその底力を広く知らしめて欲しい。多分ライセンス供与で他社が開発した日本ファルコムのタイトルの移植の出来に危機感を感じたせいもあるのかも。

ということで早速ソフトを起動してみる・・・これ、よくPSPにそのまんま移植できたもんだ。それだけPSPの性能が優れていることの表れでもあるけれど、感心せずにはいられない。携帯機にはちょうどいいゲームなのでしばらく楽しませてもらうことにしよう。
そしてオマケに付いてきた映像特典ディスク、いやオマケというよりこちらも本命と言えよう。PSP版「英雄伝説 空の軌跡」のデモ映像は本当にPC版そのままの雰囲気やん!え?ヨシュアがSクラフトで掛け声発してるし、会話中のクルツ、カルナの顔グラフィックはSCのものが使われている・・・ということは単なる移植ではなくSCに合わせた進化系?!さらに、

完全ノーカット!

とのことだから非常に嬉しい。いや、ファルコムが直々に移植するわけだから当然と言えば当然だけど、深いこだわりと愛情を感じてしまう。もちろん少しでもカットしようものならPC版のファンが黙ってはいるまい。でも完全移植ということは・・・アレもやっぱり収録されることになるから・・・どんな騒ぎが起きるかいい意味で非常に楽しみだな、うん。なんせこっちは1年半以上待たされたんだからあの衝撃はそっくりそのまま繰り返して欲しいところ。

ネームバリューでFFが売れているコンシュマーのRPGジャンルの現状ににぜひとも喝を入れてくれることを願おう。