久々の 銀縁写真に 肝冷やす

謎の誘拐組織の秘密に首を突っ込みすぎたあまりに、周りを付け狙われて、誘拐されそうになった・・・夢を見た。夜の街を駆けながら、ジワジワと包囲網を狭められて逃げ場を失いつつあった時に目の前に現れたタクシーに飛び乗って、なんとか振り切ったところで目が覚める。もう、スンゴイ寝汗。よっぽど記憶に残っていない夢の部分で怖い思いをしたに違いない。こんな目覚め方をしてしまっては朝から気分的に疲れてしまう。

それはさておき今日はカメラを使っての撮影係。撮る物が撮る物だけに機会は1度しかなく、失敗は許されない。とはいえフルオートの一眼レフだからカメラに任せておけば、気を配らなければいけないのは構図のみ。と気楽に構えていたらカメラの様子がおかしい。フラッシュを付けているのにシャッター速度が1秒以上と手ブレを起こして当然なスピードにしかならない。強制的にシャッター速度を上げると絞りが間に合わない。こんなカメラ信用ならーん!
しかし替わりのとなるカメラはない。仕方がないのでなんとかシャッター速度と絞りの組み合わせをマニュアルで決めて露出補正もかける。これでまともに撮れてなかったら悲惨なことになるぞー。一応周りにカメラの調子がよくないことを告げるも、「そんなこと言っても写真に写ってなかったら切腹もんだぞ」、そりゃそうだけどあまりと言えばあんまりだ!と愚痴をこぼしても始まらないので、後は運を天に任せることにしよう。
ドキドキしながらフィルムを現像に出す。このところずーっとデジカメばかりで写真を撮っていたからこの「現像された写真を待つワクワク感」を忘れてしまっていた。もっとも今日の場合はワクワク感というよりはハラハラ感だから落ち着けた気分ではない。運命のジャッジメント!さぁハラキリかハラショーか?!カメラ屋さんで写真を受け取り祈るような思いでチェックしたところ・・・ハラショー!いやはや思っていたよりもまともに撮れてて助かったぁ。やはり使い慣れていないカメラを使うものではない。でも久しく銀縁写真から遠ざかっていたことも反省材料なので、時間を見つけてフィルム写真を撮ってみることにしよう。
いくら写真が好きだとはいえ、こういう写真撮影は心臓に非常によくない。今晩そんな夢を見ようものなら大変だ。