名古屋港 地中海には 成り得るか?

職場仲間とイタリア村に。少し前に名古屋港にイタリア村なるテーマパークが出来ていて、どんなところか興味があった。いい意味でビックリするのか悪い意味でビックリするのか非常に楽しみでもある。

第一印象としては、イタリアの町並みを模したテナントにショッピング街を詰め込んだような感じ。飲食店もいくつかあるし、水路の上ではちゃんとボートに乗れるようにもなっている。ただし、名古屋港のあまりキレイではない海水を引き込んでいるので、積極的に乗ろうという気分にはなれない。ショッピングクーポン券を兼ねた入場料1000円もこれならまぁ納得できる料金設定だと思う。

買い物も、服にイタリア雑貨、食器、食材、ワインにチーズ、香辛料など非常に豊富に取り揃えてあるので、見ていて飽きない。とりあえずフードマーケットでお菓子を2つほど買っておく。なんとなく大味の気がしなくもないけれど、これは家に帰ってみてからのお楽しみ。
イタリア村内には美術館もあって、ベネチアグラスの展示がされていた。せっかくだからと入ってみると、外の混雑に比べるとあまり人気がない。入り口で別料金を請求されたので、なるほどそれで人が入っていないわけだ。
でも色とりどり、形とりどりのガラス工芸がたくさん並んでいて、一体どうやって作るのだろう?と感心せずにはいられないものがたくさん。たまにはこういうものを見ておくのも楽しい。
美術館内のレストランにてチーズとクリームチーズのバゲットでお昼ごはん。肉っけはないけれど、クリームチーズのほどよい酸味とチーズの取り合わせがいいので、大いに満足。

再び雑貨店を覗いていると、オペラ座の怪人のマスクをもっと飾りつけたようなマスクがずらりと並んでいるのを見つけてしまう。顔全体を覆うものもあれば、目の部分だけを覆うものもある。なんかこう、タキシード仮面というかドロンジョというか妖しげな雰囲気がプンプンと漂っていて実に購入欲をそそられる。ただ惜しむらくはアイマスクでも5000円という割高な値段、確かに作りもしっかりしているし決して安っぽいものではないので、妥当な金額だとは思うけれど、衝動買いするにはハードルが高い。もし次に来る機会があって、まだお店に並んでいた時には運命と考えて購入することにしよう。

どうせたいしたことはないだろうとたかをくくっていたけれど、実際見てみるとなかなかどうして、しっかりした施設だった。祝日だけあって混んでいたので、平日にゆっくり見に来るのがいいかもしれない。ちなみに買ったお菓子は・・・やっぱり大味。