映画館のメンズデーで終日全作1000円ということで朝から行ってきました。さすがに朝イチだったので混んではなかったですが、観終わって1時過ぎに出てくる頃には結構行列ができてましたね。
今日の映画は「借りぐらしのアリエッティ」と「インセプション」の二本立て、大きく外れることはないだろうと思いながらも前者は原作付きのジブリ作品で、後者は予告を観てもはっきりと内容が分からないのが不安な要素ではありました。ということで、ネタばれを相当含んだ内容ということで思ったところを書いていきます。
まずは1本目の「借りぐらしのアリエッティ」。原作付きのジブリ作品と言えば「ゲド戦記」とか「ハウルの動く城」とか、映画を観た後に原作を読まずにはいられない気分になって、それでも原作読んでも結局理解ができずじまいという、個人的に合わない傾向なので今回はどうなることかと思いきや・・・。あらかじめ言っておくと別にアンチでもなんでもなくジブリの作品は好きですよ。既に前フリでこういうこと書く時点でどんな感想になるのか想像付くかもしれませんが。
率直に言えば、またしても「結局何を描きたかったのか?」というモヤモヤ感が大いに残る結果となりました。実も蓋もない言い方をすると、「人間に見つかって小人は住みなれた家を出ることになりました、おしまい」なんですよ。決して暗い終わり方ではないんですけど、結局人間は人間、小人は小人でそれぞれの世界で暮らすほかないという、よもやそういう方向で終わるとは思いませんでした。
ほかにも人間の男の子がいきなり小人(アリエッティ)に向かって「君たちは滅び行く種族なんだ」とか痛烈なことを言ったり、家政婦の行動が意味不明であったり、人間と小人の交流がそれほど描かれていなかったりと、唐突とした感じで話が進んでいくのでなかなか話に入り込めません。そして代々引き継がれてきたという小人のために用意したドールハウスもあまり用をなさず・・・で、なにかこう釈然としないものが残ってしまうんですよね。
冒頭の小人の暮らしを描くシーンは、まさに本当に小人がいたらこんな風になるんだとひしひしと思わせてくれるような素晴らしい場面だったんですけど、終わってみたらなんとも救いを感じられないというか一抹の寂しさを感じずにはいられないのでありました。多分原作読むことになると思います(笑
そして2本目の「インセプション」。予告編が「人の夢の中に入り込んでアイディアを盗む」といった内容だったので、てっきり産業スパイの攻防戦的なものだと思ってましたが、こちらも大いに予想に反する中身となりました。
こちらも率直に言えば「ものすごーく複雑」です。マトリックスのように現実世界と精神世界が混じるので、どれが夢でどれが現実なのか整理しておかないと混乱します(だからこそ最後のオチがぐっと効いてくるわけですが)。しかも夢の多層構造や時間の進み方、ルール等が相当複雑なので、1回で全てを完全に理解するのは難しいかもしれません。割り切って「そういうもんなんだ」と思えば意外と簡単ではあるんですけどね。この辺はマトリックスでイヤというほど培っているので、個人的にはさほど話に置いていかれるようなことはありませんでしたが、少なくともこの複雑さは万人向きではないと思います。
じゃあ面白かったのか面白くなかったのかというと、私としては大いに楽しめました。夢と現実が交互に入れ替わるため、「果たして今観ている場面はどっちなのだろう?」と考えてしまうため、最後の場面で、まさに主人公が望んでいたとおりの結末となるのを観ると「もしかすると夢の世界から抜け出せていないんじゃないか?」との疑念を抱かずにはいられなかったわけですが、それを見透かしたかのようなあの終わり方は思わず「うまい!」とニヤリとせざるを得ないような実に巧妙な終わり方でした。多分、この映画を観た人は、「あと1秒上映時間が長ければ」ときっと思うことでしょう。
2回目を観に行くと、きちんと理解できると思うのでどうしたものかと思案中です。
月末には「ソルト」が上映されるので、次はコレです。
すっかり夏らしい天気となって日差しも暑いですが、バイクに乗るには快適この上ない天気です。来週末は、職場の有志でキャンプ地の丸太小屋に泊まってバーベキューという、この前の関西シューマイ会でこんなんやったら面白いんじゃなかろうかと話に出た内容そのものの催しがあるのでツーリングを兼ねて堪能してきます。
8月も夏コミ、関西オフがありますし、四川の激辛ツアーとか串カツで一杯!みたいなこともやりたいなぁとも思うので、遊びの要素満載ですね。もちろんこれから仕事も加速度的に忙しくなるので、きちんとメリハリをつけながら乗り切ろうと思います。
