課長のところに決裁を持って行くのが私の仕事の1つ。決裁というとハンコもらって終わり、という動作自体は非常にシンプルなものですが、時と場合によっては内容の説明をしなくちゃいけない場合もあります。他人の書類だから内容よく分かりません、じゃあ通用しないので、ちゃんとどんな質問があっても答えられるようにしておく必要があります。気を張るところもあるので、無事に決裁が済むと「やれやれだぜ」と思わずにはいられないわけでして。
で、今日もわさわさと書類を持って決裁に行ったところ、内容を眺めていて何が引き金になったのかは分かりませんが、いきなり「んー、鮎川まどかって知ってる?」との質問が。頭上に巨大なクエスチョンマークが浮かぶこと0.5秒、すぐに思い当たるフシはありましたが、よもやそんな質問が出てくるとは思わず、思い当たった答えが正しいのかも分からず、だからといって「分かりません」と無難に逃げるのも平凡過ぎて、ツッコミを生き甲斐とする関西人のポリシーに反します。そんな思考を0.5秒のうちにめぐらせ答えました。「もしかして、『きまぐれオレンジロード』ですか?」
もうその途端、「なんで分かったの?!」と、課長の目が丸くなって信じられなさ半分感心半分の表情に。はっはっは、私のことを甘く見てもらっちゃあ困ります。というか80年代にジャンプ読んでたらまず知ってることでしょう(多分)。ま、ここで話が終わるのが普通なんでしょうけどもちょっと突っ込んでみました。「確か、作者はまつもと泉さんだったと思いますが?」
案の定ますます驚きの表情となって、「いや、よく知ってるねー。あのマンガは好きで単行本をちゃんと2冊ずつ買ってあるんですよ」との反応が・・・あれ?もしかして余計なスイッチを入れてしまったとか?
そうですか、アナタもコチラ側の人間だったのですね。
妙に刺激してしまったようで、その後も「めぞん一刻」を全巻初版で2冊ずつ揃えているとか「エンジェルハート」のDVDボックス買おうと思うけど数万円するから迷っているとか色んな話が飛んできました。類は友を呼ぶとはよく言いますが・・・ホントウです。
とまぁそんな話をしているうちに決裁も無事に済んだので一件落着ですが、きっと向こうも私のことを別な意味で「只者じゃない」と思っているに違いありません(笑)。いや、もちろん仕事面でも誇れるだけの結果は出してますが(多分)。
今度酒を飲みに行く機会があったら、そんな話でやたらと盛り上がる気がします、確実に。

