引き続き、ゴジラ

一晩、というか半日ほど感想を頭の中で熟成させながら考えてみました。

若干腑に落ちなかったのが、ゴジラの“優しさ”でしょうか。自然界の頂点としてバランスを取りにきただけで別に人類を助けようとしたわけではなく、人間が勝手に救世主扱いしてるだけで、当のゴジラにしてみたら「そんなもの知ったことか」かもしれませんが、破壊王の部分がなく、救世主としての一面しかなかったという点です。
人間に不条理に攻撃を受けて、子どもが乗るバスが渋滞している橋に手をかけても壊すようなことはなく、水中から浮上する時には、あの兵士が乗る戦艦の下をくぐった上で浮上するという“気遣い”が感じられたんですよね。最も街中でビルを破壊しまくっての戦いには、そうした雰囲気は皆無でしたけど。

フォト

少なくとも名古屋名物のナナちゃん人形を使ったこの広告のような禍々しい状況はありませんでした(笑
後は浜岡原発っぽいのが完全に崩壊するのと津波のシーンの生々しい描写に、この映像を日本で上映しても大丈夫と判断されるくらいには時間が過ぎたんだぁなと思ってしまったことですね。これ事態は映画そのものに全く関係なく主観にすぎないのは重々承知してます。
でも尻尾の一撃で沈黙させてしまう場面と最後のとどめをアレで決める場面には思わず、よっしゃ!とガッツポーズを取らずにはいられないほどに思い入れしていたというのも事実です。戦う場面の画面が暗いのとスモークが多い上にスピーディなのが目で追うには大変ではありますが、今回のハリウッドが作る怪獣映画、大きな画面&大音響での見ごたえはバッチリだと思います。ゴジラとか怪獣モノに思い入れがない一般の人から見るとどのように写るのか興味があります。

結構3Dで上映される映画が増えてきましたけど、東映のマークが3Dで表示された時には、ついに時代もここまで来たんだなぁと妙に感慨深いものがあったりもしました。