最近の報道を見ていると、“国民は秘密保護法に反対しています!”的な世論を形成しようとする“意図”を感じてしまうんですよね。ジャーナリズムではなく、センセーショナリズムを求めて煽ってやろうという。
ニュースでも、国会周辺には法案に反対する人がこれほどたくさん集まっています!などと大袈裟な声色で身振り手振りレポートしてますけど、賛成、もしくは反対してない人は集まってこないわけですから、そりゃ当然のことでしょう、と。
仮に1万人が反対して集まっていたとして、残り999万人が何もしなかったとして、この1万という数だけを取り上げて“こんなに反対してるんですよ?”と言ったところで説得力はないでしょう。数の暴挙だなんて言いますけど、じゃあ少しでも反対する人がいなかったら一切ダメ、なんてことを言おうものなら世の中成り立ちません。
ことさらに拡大解釈して、この法案が成立すればこんなことまで処罰の対象になるかもしれないんですよ?と言われても、拡大解釈がとんでもなかったらやはり説得力はないわけで、そんな報道を繰り返して反対の世論を作ってしまえばいい、というのはマスコミの驕りじゃないかと思うんですけどね。
この法案の発端となった尖閣諸島の衝突映像の流出事件が起きた時、マスコミは“政府は、再発防止のため情報管理の態勢を早急に立て直せ”なんとことを言っていたわけで、そういう点でも、今の報道の本質は、ジャーナリズムじゃなくなくて、センセーショナリズムじゃないかと思わずにはいられません。

