やっぱり新年の慌しさと言いますか、年末年始の休みのツケといいますか、1月は慌しいです。スタートダッシュをかける月でもあるので、普段よりも割増で仕事しているのも慌しさに拍車をかけているような状況なんですけど。
ブラックフィッシュ、映画のタイトルです。ソードフィッシュなんてジョン・トラボルタ主演の映画もありますけど、それはさておき。
アメリカの水族館シーワールドが、いかにシャチを家族から引き離した上に狭い場所に閉じ込めて無理矢理芸をさせているという“虐待”を描いたドキュメンタリー映画なんですけど、少し前にアカデミー賞候補作の15作の中に入ってました。太地町のイルカ漁を隠し撮りして偏見的に残酷だと一方的に主張してアカデミー賞を獲った「ザ・コーヴ」の監督は、“ブラックフィッシュがアカデミー賞を獲れば、シーワールドや海洋生物の虐待で儲ける世界中の水族館は全て終わる”なんてことを吹聴してました。
実際、この映画が公開されて、CNNでテレビ放映されてからシーワールドへの非難が高まって、水族館でのイベントへの出演をキャンセルする芸能人が出ていくるような状況になってますから、少なからず影響はあるのでしょう。
とりあえず、先日発表になったドキュメンタリー部門の最終候補作からは外れたのでさらに非難がエスカレートすることはないんでしょうけど、案の定というか、“シーワールドが金を使ってアカデミー協会に圧力をかけたんじゃないか”なんてツイートも出回っているようで、これはこれで騒がしいようです。
動物園はどうなんだ、畜産業はどうなんだ、シーシェパードの調査捕鯨の妨害活動の是非はどうなんだ、植物だって広義の生き物だけどそれを食べるのは許されるのか、などなどいろんな問題がありますけど、中には動物解放戦線というFBIが国内テロ脅威に認定している組織もあるので、あながち軽視できるようなことではないです。幸い、日本ではそこまで過激な活動はないんですけどね。
ちなみに、以前に太地町ではイルカのいけすの網が切られるという事件が起きて、オランダの海洋保護団体が犯行声明を出しましたけど、その団体の名称もブラックフィッシュという、なんとも因縁のある名詞ではあります。

