昨年11月に受けた人間ドックで、バリウム検査の結果、「上部消化管に潰瘍が治った痕跡がある」との診断が出ました。結果について説明を受けた際に、「胃が痛んだりムカムカするようなことはなかったですか?」と聞かれたものの思い当たる節は全くなく、バリウム検査ではよくありがちな撮影の影がたまたまそう見えたのだろうとは思ったものの、胃カメラで再検査するよう言い渡され、見間違えにしてもきちんと確認しておかないことには安心できない、ということで新年早々に人生初めて胃カメラを飲むことになりました。
おおよそ胃カメラについていい評判を聞いたことはなく、とにかくノドに太い管を通されるから苦しいの苦しくないのと、相当キツイ検査で大変というそんな話ばかり。
調べてみると、昔に比べれば管も細くなった上に、中には鼻の穴を通してカメラを通すやり方もあって、それだともっと楽にできるということなので予約なしで当日の受付で検査してくれる病院があったので朝イチで行ってきました。
前日が飲み会だったので午後9時以降の絶食であれば検査可能であったのも病院を決めた理由の1つでもあります。
検査が始まってまず渡されたのが、小さ目の紙コップに入った透明な液体。なんでも撮影しやすいように胃の表面を滑らかにするための薬とのことで、飲んでみると消毒液臭い妙な風味でした。体の反応を抑える注射を右肩にして、ノドに麻酔薬のスプレーをしたところでいよいよ胃カメラの登場です。
診察の先生もフランクな感じで、「細い管の機械でラッキーでしたねー」というので、「え?鼻から通すんじゃなくて口から?」と思いながらも検査が始まってしまってはどうにもならないので、そのまま身を委ねます。
口にプラスチックの管を加えて顔を横に向けたところで、胃カメラの管がグイグイと押し込まれていきます。いくらノドに麻酔がしてあるとはいえ、異物を挿入する感じがして「うっ」となりそうになるのに加えて、胃を膨らますために管の先から空気を送り込むためにお腹が張ってさらに気持ち悪いことこの上なし。しかもげっぷを我慢する一方で唾は飲み込まずにそのまま口から出せと人間の生理反応を真っ向から否定するようなことを要求してくるのでたまったものではありません。心の中で早く終わってくれるのを切に願いつつ、目の前で出入りする黒い管を眺めること数分、ようやく解放されました。痛みはなかったですけど、食道や胃の中を異物が動き回る独特の気持ち悪さはご勘弁です。
そして気になる結果は、「ピロリ菌もいないキレイな胃」という、これまた人生初めての褒め言葉をもらって潰瘍うんぬんの容疑についてはシロと判明しました。ただ、ごくごくわずかならがに胃酸過多気味で十二指腸にも炎症の跡があるということで薬を飲むほどじゃないですが、そういう状態があることだけは気に留めておくよう言われました。
コレステロールの数値も基準値よりも若干高いとのことで、とりあえず卵だけは極力食べない方がいいとのことで、ニワトリにかぎらず、シシャモやイクラなど魚類も避けなくちゃいけないそうです。1日のコレステロールの摂取上限が300ミリグラムのところ、鶏卵には260ミリグラム含まれているのだとか。他にもできれば食べない方がいいと示されたものはおいしいものばかりなので大変です(笑
運動はしっかりとやっているので、値が高いのは体質的な要素もあるかもしれませんが、とりあえず卵を控えるところから始めてみます。
健康に過ごしていれば余分な検査を受けることもないので、引き続き、健康には気を付けようと思いを新たにした新年の初体験の一幕なのでありました。




