見た瞬間に「凄いなー」って思う広告ってありますよね。構成しかりキャッチコピーしかり。そういう広告ほど商品の印象が残りますから、それこそがまさに広告の力だと思います。今日のネタはそういうお話。
ここ数ヶ月読売新聞で時折見かけては毎回感心せずにはいられない広告があり、むしろ楽しみにしているものがあります。「凄十」(すごじゅう)という商品の広告なんですけど、もうこのイラストの微妙なさじ加減がすんばらしいんです。
どういう商品化というと、非常に限定的な意味で「元気」をもたらしてくれる薬で・・・そろそろ話の風向きが怪しくなりますのでご容赦のほどを(笑)。
この手の商品ってあまり効能を書きすぎるとえげつなくなりますが、だからといって学術的に書いてしまっては広告の役割を果たせません。しかも、新聞という老若男女が目にするものですから、表現には細心の注意が求められます。不快にさせないようにさりげなく、でも見る人が見ればインパクトを与える広告作りをしなければなりません。
百聞は一見に如かず、メーカーの広告ギャラリーを見てもらえれば、言わんとしていることが伝わるのではないかと思います。
http://www.sugo10.jp/info/history.html
ぱっと見にはそれほど目を引くイラストじゃあないと思いますが、商品の効能と組み合わせて考えると、まぁなんともえげつないこと(笑)。
むしろ直接的ではなく間接的に表しているからこそ、見る者に「想起させる」というプロセスを与えるからこそ、インパクトがあるんですよね。この辺は今回のCMに限らず、何でもかんでもCGで表現できるようになった映画と小説との面白さの差異にも通じるものがあるんじゃないかと思いますが、それはさておいておくとして。
ちなみに新聞広告は4分の1段ほどを使っているので、結構デカイ広告です。こういうイラストが朝刊にデカデカと載るわけですから、そりゃあもう目に付かないはずがありません・・・あくまでワタクシ的な目で見た場合、ではありますが。
先の広告ギャラリーの中で、2006年3月のヤツなんでもう大笑いしつつもウマイ!と感心することしきりでしたよ(笑)。よく見ると倒れたボクサーの前に立ちふさがっているのはハイヒールですしね。
・・・などと広告の役割について書いたようでいて、結局はそっちの話かい!というツッコミが聞こえてくる中身となりましたが、広告の威力ってのは偉大だなと思います。
追記)
誤解のないように書いておきますが、こういう広告が目に付くのはたまたまであって、必要に迫られているとかそういう状態ではありませんのであしからず!
