G8サミット

北アイルランドで開催されたG8サミットは無事に終わりました。
会議の内容はともかく、日本の報道ではほとんど伝えられなかったですけど、毎年恒例となっているデモは取り組まれたんですよね。G8サミットと言えば、1999年のシアトルWTOに端を発する反グローバリズム運動の主要な対象になっていますから。

この数年はそうしたデモの規模は縮小が続いていますが、今回の場合、中でも歴史上最も平穏な会議だったと報道されています。湖畔のリゾート地でアクセスしにくい場所にあったのか、いまだにアイルランド独立派によるテロの脅威が続いている特殊性の故なのか、それともそうしたデモそのものが下火になっているのか、その要員は定かではありません。

オキュパイ・ウォール・ストリート、アラブの春、今まさにトルコやエジプトで起きているデモなど、ツイッターやフェイスブックを通じて、こうした運動が急速かつ広範囲に広がる状況がありますから、もしかすると、「〇〇反対」という、共通のテーマを掲げて団結するというひところのデモの典型的な形態が崩れつつある可能性があるのかもしれません。
オキュパイ・ウォール・ストリートは、今では完全に衰退しましたが、2011年9月にニューヨークで始まって、あっという間に全米から全世界に拡大してマスコミを賑わしてました。
当時の8月頃、ウォール街のシンボルとなっている雄牛の上にバレリーナが乗った写真とともに、たった一言、“オキュパイ・ウォール・ストリート”と書かれたポスターを見た時には、何をわけのわからんことをと思ったものでしたが、フタを開けてみたら日本を含めて世界規模の取組になりましたから、世の中何がどうなるものやら分かったものではありません。

予定なら洞爺湖サミットが開かれた2008年の8年後となる2016年に洞爺湖サミットが開かれますが、その時に日本の情勢は、世界の情勢はどうなっているのか、まだ3年先のことではありますが、非常に気になるところです。