「バケツプリンは男のロマン!」だとか「バケツでプリン。それは女の欲望番外地」だとか、とにもかくにも夢と開拓者精神が詰まった、のではないかと思われるバケツプリン。
思い起こせば初めてバケツプリンを作ったのは2010年10月。自重で崩壊するのではないか?と寒天で補強したためにプリンらしい柔らかさが完全に欠落してすこぶる評判の悪い結果となって惨敗。
そしてリベンジに挑んだ2011年1月、今度はプリンの踏ん張りに信頼して寒天ゼロで挑戦してみたところ見事に成功して、量的なものに対するブーイングはさておき、ちゃんとプリンとしての食感を維持できたことに確かな手応えを感じました。さらには、常滑焼の壺を用意して見た目にもこだわって、3回目となった2011年8月。
さすがにここまでくると多少なりともバケツプリンに対して多少なりとも自負はありましたとも、えぇ(サイズ・量的な周囲の文句はさておき)。が、しかし、12月頃にツイッターで、どこかのホテルがクリスマス用に7リットルのバケツプリンを販売するというニュースを誰かがリツイートするのを見た時、胸にチクリと痛みを感じつつ、「あぁ、これは自分に対する挑戦状だな」と確信めいたものを覚えました。まるで、「5リットルのバケツプリン作って満足しているようだけど、世の中にはまだまだ大きなプリンがあるのだ」とあざ笑われているような、そんな感覚。
・・・ならばやってやるしかあるまい!やってやるとも、ぱぐなすPの底力を今一度示してやろうとも!
そんな決意でグリコの通販サイトをクリックしてみると、1リットル用のバケツプリンの詰め合わせキットは品切れ。幸い、別のサイトで取り扱いがあって注文すると、一度に5個までしかできないとのことで、仕方がないので2度に分けて注文したら、翌日電話がかかってきました。「5個の注文が2回入ってますが、間違って2度注文ボタンをクリックしてません?」と。もちろんそんなことはあろうはずもなく、注文は間違いないことを伝えてちゃんと10個分確保することができました。
家にある一番大きな鍋が約6リットルで、容量が足りませんから寸胴と、もう一回り大きい常滑焼の壺を購入です。残念ながら常滑焼は9リットルサイズのものしかなかったので妥協しました。次に大きいのだと15リットルになるのでさすがに冷蔵庫に入り切りません。これで準備は整ったので、後は作るのみです。もちろん、仲間内にはそんなことは一言も話さず、従来通り5リットルの物を作るとしか話してませんでしたが。

材料勢揃い!な図。

鋭意煮込み中。粉がダマにならないよう、とにかく少しずつ粉を足して牛乳を加えてかきまぜる、の繰り返しです。作業したのが飲み会後に帰宅して、翌日に胃カメラ検査を控えていた夜だったので、我ながらどうかしていると思わなくもないですが、そんなものです。

容器に移し終えて冷蔵庫に入れる前に余熱を取っておかなければなりませんが、さすがに流し台では冷やしようがないので、風呂場で水浴です。熱々の10キロ以上ある重い容器を台所から風呂場に運ぶ時の緊張感はたまらなかったです。

そして無事に固まって完成した状態がこれ。最初5リットルの容器をテーブルに出して、空の中身を示した上で、「サイズ間違えて作れなかった、ゴメン」と油断させたところでの登場です。その瞬間、ブーイングが飛び交って阿鼻叫喚の図と化したのは言うまでもありません(笑

今回は、ほぼ倍増の9リットルサイズということで、果たしてプリンが自重で崩壊しないかと心配でしたが、ちゃんと持ちこたえてくれました。しっかりと大地に足を踏みしめて立つこの雄姿に惜しみない拍手とエールを送ります。

左が前回の5リットル容器、右が今回の9リットル容器。
そんなわけで、無事にグレードアップしたバケツプリンを作ることができたのは万々歳で、ちゃんと今回のプリンに託したメッセージもあったわけですが、それについてはまた明日。
ただ、大型のタッパー一杯にプリンが残ったのでしばらくはプリン尽くしになりそうなので頑張ります!





